ここのところ、昔のチャンバラ映画に嵌っています。
CATVの時代劇専門チャンネルで、昔の映画をやっています。
例えば、市川右太衛門の「旗本退屈男」、大川橋蔵の「若さま侍捕物帳」、
市川雷蔵の「大菩薩峠」などです。
映画のリアリティは全くありませんが、
とにかく登場人物が美しいと思っています。
「旗本退屈男」の衣装は素晴らしかったなぁなどと感心しています。
また所作が綺麗ですね。
多分、歌舞伎の影響なのでしょうが、昔ながらの様式美のようにも感じます。
と言う事で、今日は午後1時から片岡千恵蔵主演の「任侠清水港」を放送しましたので、
幸い雨が降って散歩に行く事も出来ないので、これを見ていました。
調べてみたら、1957年(昭和32年)1月3日に封切られた、
東映のオールスターキャストによる正月映画でした。
正月映画なのに1月3日封切りと言うのは、
当時は元日と2日は映画には行かなかったのかなと思いました。
清水次郎長一家の28人衆が、
皆三度笠に合羽姿で整然と歩くシーンが特に好きです。
当時の映画ですから、屋外でのロケも容易だったのかも知れませんが、
峠道を歩く一団を遠くから撮ったシーンや、
夕方一団が街道を歩く姿を、やはり遠景で下のアングルから撮ったシーンなど
素晴らしいなぁと思いました。
途中から気が付いたのですが、
結婚している役の女優さん達は、眉を落としていました。
お歯黒まではしていなかったと思いますが、
江戸時代では、眉を落とすのとお歯黒は、既婚女性の風習でした。
その辺は今の映画よりも史実に忠実なのかも知れません。
昔の映画を観る楽しみが、豪華な俳優陣です。
当時の東映のスターが総出で作られた映画ですから、懐かしい俳優が沢山でていました。
あるいは、後の名優の若い頃の姿ですね。
気が付いた限りで書いておきます。
清水次郎長は、もちろん片岡千恵蔵です。
妻のお蝶は花柳小菊が演じていました。
準主役級の森の石松は、中村錦之助(後の萬屋錦之介)です。
清水一家の、追分の三五郎は大川橋蔵、三五郎と恋仲のおしのに高千穂ひづる、
大政は原健策、
次郎長と黒駒の勝蔵の仲裁に入る大前田英五郎は市川右太衛門、
石松が斬られて逃げ込む先の小松村の七五郎は東千代之介、その妻おたみが千原しのぶ、
巾下の長兵衛に大友柳太朗、
敵役の方では、
黒駒の勝蔵に月形龍之介、猿屋の勘助に東野英治郎、都鳥の吉兵衛は山形勲、
岩田の庄兵衛が吉田義夫、保下田の久六に進藤英太郎
敵役の方も豪華な顔ぶれですね。
ともかく、昔の映画を観るのが楽しみの1つになりました。
これからも都合がつく限り観てみようかと思っています。
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