なんだか世間は観光とかインバウンドとかで
活性化を狙う自治体や企業が頑張っているみたいです。
アトラクションや施設は新陳代謝のために新しく生まれるものもあれば、
消え去るものもあるのです。
withnewsによると、
昨年9月30日に閉館した東京タワー水族館について、
閉館後も継続されている担当者のツィッターやブログが話題に。
ブログは不定期ながらも更新され、飼育されていた生き物の「その後」を発信。
全1万匹の譲渡先を同僚とかけずり回って探した元職員の取材が面白かったです。
2010年5月に開設された東京タワー水族館のツイッターアカウント(@TTA_info)。
現在は「東京タワー水族館(でした)」として更新が続いているそうです。
今はぜんぜん関係ない仕事をしている訳ですが、伊勢シーパラダイスなど
設備を譲渡した施設を自費で訪問して取材した様で、強い愛情を感じます。
水族館がなくなることを知らされたのは、閉館の約1カ月半前。
自分たちの今後の身の振り方、飼育している生き物たちのことを考えて、
呆然としたそうですが、500種1万匹、2人じゃどうすることもできないと思ったものの、
生き物なので諦めずにいたそうです。
生き物のリストを作り、過去に勤めていた水族館や大学時代の先輩、
取引のあった問屋、熱帯魚ショップなどありとあらゆる伝に連絡したそうです。
とうとう縁もゆかりもなかった水族館にまで電話を。
結果、閉館から1カ月後の10月30日、すべての生き物の譲渡が完了したそうです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191023-00000001-withnews-sci
やはり本気で飼育されてきた方の愛情は半端じゃないですよね。
水族館や動物園自体が虐待だと言う声がある中、病気や老衰の個体まで引き取り
飼育するのですから、頭が下がります。
こう言った人材が再び水族館の職に就ける日が来ればいいのになあ、
と、切に願う訳です。
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