mixiユーザー(id:4457508)

2019年10月22日22:23

176 view

ダイラガー語り。


ダイラガーがまさかまさかのYoutubeで配信が始まった。
Twitterにも書いた通り、版権をアメリカに買われて、もう日本じゃ放映できないと思っていたので驚いたやら嬉しいやら。

10数年前に東映チャンネルで放映されてたのを飛び飛びで見ただけなので、1話や最終回など、要所要所は知ってるけどそれ以上の知識はないのよね。
なまじ最終回がどうなるかを知っちゃってるからこそ、今、頭を見直すのが辛い。ザンボット3や仮面ライダーBLACKで味わってるのと同じものがこみ上げてくる。

さて、そんなダイラガーだけど、言っちゃ悪いけど、基本的に15体合体以上のものを残すことはできなかったのも事実だし、そんなだから誰の印象にも残らずにボルトロンとしてゴライオンともどもアメリカに取られちゃうんだと思いはする。

本放映当時は宇宙戦艦ヤマトみたいなののロボットアニメ版って思っていたし、その認識が正しかったことはある程度目が育った20代になって色々な資料を見て再確認。

フォト

ダイラガーでまず面白いのが、主人公側が地球人、サラ星人、ミラ星人という3つの星の人間によって成り立っていること。そして実はこの設定にあまり意味がなくて、サラ星人、ミラ星人ともども基本的にはレギュラーメンバーとしてほぼ扱いが同格であること。
だけどオープニングに見られるように、「正義の味方」として同格に描かれているのは他のアニメではちょっと見られない要素。現実では地球人は別種族と一つになることすら苦労しているのに。
わかりやすいところだとドラグナーの主人公側が、黄色人種、黒人、白人パイロットだったけど、これを面白いと思うのは日本人の感性かも知れん。もしかすると海外だとやっぱりデリケートな扱いになるのかな。
ミラ星人は、肌が青白くて眉毛がない顔も相まってクールキャラに思えるけど、キーツの声が後のクロームドームなので、結構熱血漢してるのがまたシュール。

フォト

?「頭にきました」じゃないけど、ラガーメンバーが日本人ばかりなのはご愛敬。
妹がハルカのファンだったのを思い出した。
安芸、加賀、伊豆、長門などのネーミングはいかにも藤川圭介的。

3話時点では、どうして敵が攻撃をしかけてきたのかがわからないのと、自分がサンライズとかに毒され過ぎていたのか、3惑星連合上層部も機甲艦隊もそこそこ有能で、ガルベストン艦隊を押し返しているのが面白い。ガルベストン側の逆恨みに見える。
ダイラガーとそれ以外の味方側戦闘機の戦力差もちょっと見えづらいんだよなあ。ダイラガーが最後の切り札的強さを持つってのはわかるけど、だったらどうしてその仕様に近いメカを量産しないのかって今は思っちゃう。まあ、ダイラガー以外の味方も強いし、だから逆にダイラガーが浮いてるんだな、とも取れはする。

星の一つをくれてやれってテレス指令の真意も見えにくいなあ。ありきたりの「この星は我々のものだ!」じゃないのはいいけど、後々を知ってると、アンタそんな…って思えるし、3話でいきなり星1つが滅んでしまうってのも衝撃的。

さて、ラストに備えて間を埋めていくような感じで見続けるとしよう。
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する