狸はヤ○ザが出てくるバイオレンス映画が嫌いです。
最近だと「孤狼の血」や、北野武監督作品にも高評価の作品がありましたが、全く食指が動かない。
題名を見たら、いつもは敬遠するはずなのに、なぜか見てしまった…。
最初から最後まで、2時間笑いっぱなしw
現実的に「そんなヤ○ザなんていねーよ!」と頭の隅で思いつつ、笑い転げながら見てましたw
前から三列目の席で見ていたのですが、後ろの客席が終始笑い声で溢れてました。
これでもか!と言わんばかりの小ネタの連続に、笑わずにいられないw
この作品の肝は、西田敏行さんの演技に尽きる。
普段は飄々としてユーモラス。
しかし、クライマックスでの対決のシーンの貫禄と迫力は、まさに強気を挫き弱きを助ける「ザ・任侠映画」!
あまりにも浮世離れしたヤ○ザが活躍するところは、まるでピカレスロマン(泥棒や殺し屋などの犯罪者が、更に悪どい犯罪者を懲らしめる作品。例 「ルパン三世」「ゴルゴ13」)のようで爽快!
ガラの悪いオッサンがたくさん出てくるので、敬遠される方もいるかと思いますが、葵わかなと桜井日奈子の若手女優が出演しているので、2人のファンなら見ておいて損は無い。
面白かったw
ログインしてコメントを確認・投稿する