期日が10月14日までなので仮処分申請か

それにしても、のんびりしたものだ。開催の中止は８月４日だったので間を置かずに仮処分申請をすれば良さそうなものだが、泣き叫ぶことによって「世間の注目を集めよう」としたためだろう。

ところが世間の声を高まらさせるどころか、次第に飽きられ忘れ去られてしまうことになったため、「再び狼煙を上げて」世間の注目を集めようとしたのが今回の仮処分申請というわけだ。

当時と同じく「表現の自由の侵害」とか「検閲が何とか」とほざいているが、開催の中止はどちらにも当てはまらない。検閲は公権力が「公表前に内容を審査し、審査が通った物だけが公表できる」ことをいい、「他に表現する手立てがある」のなら表現の自由の侵害には相当しない。

なので「あいちトリエンナーレ2019」でなければいけないのか、といった合理的な理由を示すことが出来ない限り、仮処分申請が通ることはないだろう。

■表現の不自由展「再開を」　実行委が仮処分を申し立て
(朝日新聞デジタル - 09月13日 20:15)
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