お歯黒男子

『看聞日記』一四三三（永享五）年十二月十四日
ところで今日、次男にお歯黒を付けさせる。朝廷では九歳になるとお歯黒を付ける。これと同じ年に行うのが佳い先例なので、お歯黒付けのお祝いをした。庭田参議が次男にお歯黒を付けた。一献の祝宴をした。

天皇家では九歳の男子にお歯黒を付けるんだねぇ。

武士でも大将の頸をお歯黒頸というから、上級武士もお歯黒をしていたんだ。

信長あたりもお歯黒をしていたのかなぁ。

中世の成人男子はお歯黒男子。あらためていろいろとイメージが湧くねぇ。