9/1 札幌 カフェふらっと

南北ハマダタカシ、絶好調で3日目に突入しました。この日のコンサートは、札幌のクラシックギター愛好家の集う素晴らしいお店、カフェふらっとにて行われました。

札幌でクラシック・ギタリストといえば、皆さんご存知の佐藤洋一さんが、この日唯一の共演ということで、否が応でも盛り上がりました。佐藤さんとは、運河のカモメSなどでのジョイントでいつもお世話になっているおかげで、すっかり気安く笑ったりふざけ合ったりしていますが、実は凄い音楽の達人。共演曲の練習ではピシッと空気が変わり、佐藤さんの手によって音楽がどんどん深く豊かに彩られていくのです。筋金入りのクラシック・ギタリストとして歩んできた長い歴史を感じます。

ありがたくもお越しいただいたお客様たちの中に、クラシック・ギタリストの宮下祥子さんもいらっしゃり、光栄とともに緊張も感じつつ開演しました。
前半は、三人のそれぞれのソロ演奏。佐藤さんのソロをじっくり聴く機会は、やはりカフェふらっとが一番多いのです。名器マリンの音色の華やかさ、そして静と動を兼ね備えたギター独奏の妙技を堪能しました。
二番手は私。最初の曲はチューニングの狂いで失礼しましたが、他はマイペースで無難に演奏。南の濱田さんに引き継ぎました。
濱田さんの演奏はますます艶やかに、ボリビアからブラジルまで南米の曲を中心に聴かせてくれました。佐藤さんとはまた違ったエネルギッシュなタッチと表現。聴き手に三者三様の楽しみを感じていただけたと思います。

後半は、いわゆるラウンドロビンスタイルで、佐藤さんと濱田さん（禁じられた遊びとカバティーナ）、佐藤さんと浜田（松島と能見台）、濱田さんと浜田（Little Black Babyとイパネマの娘）と、総当たり戦で2曲ずつ演奏。この共演がまた素晴らしかったです。
最後は三人でペルナンブーコの「鐘の音」で有終の美を飾りました。アンコールは、ジャンケンで負けた私が、なぜかリクエストされた「チリワインの歌」で賑やかし、お開きとなりました。

終演後の打ち上げ、いつも楽しみにしています。吉泉さんの鳥ジャガや酢の物など美味しい料理の数々を頂きつつ、ワインや日本酒を楽しみ、歓談に花が咲いたのでした。皆さん、本当にどうもありがとうございました！

さあ、今日が南北ハマダタカシ最終日。札幌の岩本珈琲、どうぞお見逃しなく〜！

★9月2日（月）　開場18:30／開演19:00
札幌 岩本珈琲　（札幌市白石区栄通り18-4-1　アン・ロワイヤル 1F）
出演：濱田 貴志（ギター）／浜田 隆史（ギター、歌）
料金：2,500円（ワンドリンク、ミニケーキ付き）
お問い合せ：TEL:011-836-2017（お店）