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2019年08月01日05:55

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個人情報漏洩事件

米銀大手キャピタル・ワン・ファイナンシャルは、外部からの不正アクセスでクレジットカード利用者など1億600万人分の個人情報が漏洩した可能性があると発表しました。米連邦捜査局(FBI)は容疑者1人の身柄を拘束しました。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル電子版は、情報漏洩ならば大手銀行として過去最大規模になると伝えました。

日本でも漏洩事件はいろいろとありました。過去の話で、Yahoo!!BBのIP電話の通話記録140万件も右翼幹部に流れていたことがありました。管理の甘さからこのような類似した事件がとても多いです。通販業界最大手、ジャパネットたかたの顧客データ66万人分のコピーが外部に持ち出されていたとニュースもありました。

Yahoo!!BBは、利用会員約460万人の個人情報が外部に流出するという、個人情報漏洩事件が起きました。Yahoo!!BBサービスのユーザーはとても多い、これは、勧誘の手口が巧妙で汚いやり方だからだと思うのです。

駅前で無料なので、どうぞお持ちくださいというキャッチセールスなら許せるとしても、懸賞付のメールやもれなくプレゼントが貰えますというものに応募すると必ずYahoo!!BBから懸賞の件として電話がかかってきます。内容は、なぜかYahoo!!BBに加入したら懸賞が当たるというものです。

Yahoo!!BBに加入するつもりはないと丁重にお断りすると、「ただで貰える訳がないだろ!!」と捨て台詞を言われ一方的に電話は切られるのです。このような電話は非通知で相手の電話番号がわからない。しかも、人が変わり何度もYahoo!!BBから電話がある、「どこから電話番号を入手したのか」と聞くと切られてしまうのでもう、彼らは尋常ではない。

Yahoo!!BBの関連業務をサポートしている友達に話を聞いてみると興味深い事がわかりました。業務上で、顧客情報はいつでも閲覧でき、リスト出力もできるので、持ち出せるというのです。しかも、入退社時の持ち物チェックも一切なく、セキュリティーは甘いというのですから驚きです。

Yahoo!!BBの会員勧誘業務に携わっていた友人も、会員勧誘向けの電話セールスするため、リストが手元に常にあり実際に家に持帰れたそうです。サービスを提供したソフトバンク社の会見によると、漏れたのは氏名、住所、電話番号、申込日、メールアドレスで、クレジットカードなどの支払い情報は漏れていないといいます。

だが、不安な方もいることでしょう。今後、どんな被害が予想されるのだろうか。個人情報の価値は情報の質で決まるようなので、メールアドレスだけならお金にならないそうですが、本名、住所、電話番号に加えてYahoo!!BB会員ということがわかっているので、非常に付加価値の高い情報で、恐らく1件500円程度の値がつくでしょう。

ちなみにYahoo!!BBを脅迫した容疑者の提示金額は20億から30億円だったと言います。顧客数460万人だと1件500円前後なので、容疑者の請求金額は相場どおりです。現在も行なわれている架空請求詐欺は、住所と氏名があるので、充分郵送で来る可能性もあります。状況によっては相当な被害になるかもしれません。

その他、スパムメールなどを使った二次流出も考えられます。現在のインターネット事情を考えると、一度漏れた情報を完全抹消することは、まず不可能です。被害が大きくならないことを祈るばかりです。

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