梅雨も明けて今日も暑くなるヨカン。
タオルと着替えの服も用意して万全の態勢で鬼ヶ島を3年ぶりに目指します。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1951431576&owner_id=10363401
出航一時間前にチケット売り場に来て前の方に並ぶことができましたが、見る間に列が伸びていきます。
女木島まで往復で740円税込の価格は3年前と変わっていません。
満席にて10時出航。
わずか20分で女木島入りです。
まずは鬼がいたと言う大洞窟までバス往復チケット(800円税込)を買って出発です。
山腹にある洞窟入口に向かう階段では相変わらずチープな鬼がお出迎えしてくれます(笑)
パスポートがあるので入洞料500円の所400円で入ることができる模様。
さあ、涼しい洞内へ参ります。
※はサイト作品説明。
女木島作品ナンバー19オニノコプロダクション作「オニノコ瓦プロジェクト」2013、2019年。
キャッチフレーズ「鬼が暮らした洞窟で膨大な鬼瓦を見せる」。
※県内の中学生が制作、展示した鬼瓦の作品に手を加え展示替え。※
従来の鬼の人形たちに加え、沢山の鬼瓦が迎えてくれます。
割と広い空間もあって雰囲気満点。
気温は17℃!天然クーラーですな〜。
宝物庫に監禁部屋!!
仲直りした鬼と桃太郎に鬼総出のお見送り(笑)
最後の最後に鬼大将の部屋が隠れキャラのごとく細い通路の奥にありました。
久々のこのB級な感じ・・・夏には涼しいし、昭和の観光地感がまた良かったです。
バスで港まで送ってもらう道中で港から最も遠い作品の場所で降ろしてくれるとの事で次の女木島作品向かいます。
住吉神社脇を少し登った高台にて!
女木島作品ナンバー17杉浦康益作「段々の風 」2013年。
キャッチフレーズ「町並み一帯と瀬戸内海そして作品が一体化」。
※かつて段々畑だった場所に約400個の陶のブロックを設置。女木島の町並み一帯と海が見渡せるよう、光景と作品との大胆な一体化を図り、大パノラマを見せる。※
前回から続投です。相変わらず景色とマッチした美しい作品だなと思います。
女木コミュニティーセンターから左、さらに右に回ると・・・
女木島作品ナンバー14依田洋一朗作「ISLAND THEATRE MEGI 『女木島名画座』」2016年。
キャッチフレーズ「劇場内をペインティング、ロビーにはブロマイドも」。
※古い倉庫を活用し、シアター仕立ての絵画と映像によるインスタレーションを発表。マンハッタンの懐かしい劇場の記憶を凝縮する。※
こちらも前回からの続投。POPな色味と映画の良き時代の造りが心地よい空間です。
さらにすぐ近くの女木小学校跡にて・・・
女木島作品ナンバー13ーB大竹伸朗作「女根 / めこん」2013、2016年。
キャッチフレーズ「校舎から校庭まで大竹テイストが随所に」。
※島で育った大きな椰子の周りに、タイルのモザイクやワニのオブジェ、船材などを配置。休校中の小学校と植物、作品が響き合う。※
前回から続投。相変わらず蛍光色が眩しい(笑)
一旦コミュニティーセンターの筋まで戻って・・・
女木島作品ナンバー15Bレアンドロ・エルリッヒ作「不在の存在」2010年。
キャッチフレーズ「客同士が出会い共有できる空間を創出」。
※改装した空家に作品2点を設置。不在の可視化がテーマの体験型作品レストランと図書室を併設。※
続投作品。撮影禁止です。写真は外観と入口のみ。
誰もいないのに足跡がが付く敷地や、いるはずの自分がいない部屋など面白いです。
さらに中には前回は食べられた女木島作品ナンバー16としてもナンバリングされている「レストラン イアラ」。
今回は予約で埋まっていて食べられませんでした・・・。なので唯一女木島でスタンプが押せなかった作品です。
ん?近くに食べられそうな施設が・・・
鬼の台所?女木島診療所の先のようです。
閉まってる_| ̄|○
気を取り直して、先ほどの女木小学校方面から女木郵便局で折れたビーチに繋がる途中の建物まで行きます。
この建物周辺は「島の中の小さなお店プロジェクト」と銘打った新作8作品が集う場所です。
まずは、女木島作品ナンバー8原倫太郎+原游作「ピンポン・シー」2019年。
キャッチフレーズ「海の家が卓球場に変身、誰でも自由にプレイできる」。
※かつて民宿だった建物のピロティに、海の上の卓球テーマパークがオープン。誰でも自由に卓球ができる。みんなでプレイできる巨大卓球台やオリジナル卓球台も設置。※
しませんでしたが、大人数ですると楽しそう。
女木島作品ナンバー11中里繪魯洲作「un…こころのマッサージサロン」2019年。
キャッチフレーズ「ハンドルで歯車を回す心のマッサージチェア」。
※心のマッサージチェアと屋外に風で動く作品を設置。心のマッサージチェアは、椅子に腰をかけてハンドルを回してみると、歯車が旋律を繰り出し、リラックスできる。※
みんな楽しそうに座ってました。
女木島作品ナンバー10山下麻衣+小林直人作「世界はどうしてこんなに美しいんだ」2019年。
キャッチフレーズ「自転車に文字を浮かばせ海沿いを走る映像作品」。
※「世界はどうしてこんなに美しいんだ」という言葉が、ホイールライトによって車輪に浮かび上がる自転車を制作。それに乗って海沿いを走る映像作品を発表。古本屋でもある。
高松港でレンタサイクルで参加体験できる試みを夏会期以降実施。※
レンタルしてみようかな(笑)
女木島作品ナンバー9レアンドロ・エルリッヒ作「ランドリー」2019年。
キャッチフレーズ「映像と実物の洗濯機と乾燥機で虚構と現実を混在」。
※島の中の小さなお店プロジェクトの一環として、コインランドリーを思わせる空間が出現。洗濯物が回転する映像が流れる洗濯機を一面に置き、もう一面に本物の洗濯機と乾燥機を設置。虚構と現実を同じ空間に混在させ、鑑賞者を戸惑わせる。洗濯することで作品を体験することもできる。※
これが現実。
これが虚構。
女木島作品ナンバー12長谷川仁作「的屋」2019年。
キャッチフレーズ「女木島ならではの的屋をつくり出す」。
※島で採れる地物に手を加えた商品や海岸で拾ったものを使ったヨーヨー釣りの景品、瀬戸内のタコ焼きなど、ここでしか生まれない的屋をつくる。※
エキソジックな空間。
さて、二階に上がって・・・
女木島作品ナンバー7リョン・カータイ(梁家泰)+ 赤い糸作「ウェディング・ショップ」2019年。
キャッチフレーズ「ワークショップで文化交流を推進」。
※新婚カップルがあまり生まれない女木島にウェディング・ショップをオープン。人々から結婚観を聞いたり、人と人との多様な関係を結婚のように祝福する場づくりに取り組む。※
やってなかったですが、女木島夫婦のなれそめ写真展も面白かったです。
さあ、久々の炎天下の外へ!
女木島ビーチが気持ちよさそう!!
さて、この界隈にあるカフェも作品の一つ。
女木島作品ナンバー5ヴェロニク・ジュマール 作「Café de la Plage/カフェ・ドゥ・ラ・プラージュ」2019年。
キャッチフレーズ「コーヒーや本を片手にフレンドリーに語らう」。
※独自のカフェを展開。飲みものを片手に、本を読んだり、語り合ったりできるフレンドリーなスペースを女木島につくり出す。※
一見、普通のカフェですが、熱によって色が変わるテーブルや光によって色が変わるカウンターや壁のあるちょっと変わったお洒落なビーチカフェです。
ここでお昼とし、ランチの「瀬戸内ハーブとチキンのココナッツグリーンカレー(1000円税込)」と「オーガニックアイスコーヒー(200円税込)」のセットでようやく舌包みを打ちました。
カフェに併設されている女木島作品ナンバー6宮永愛子作「ヘアサロン壽」2019年は残念ながらまだ時間が早くて開店しておりませんでした。
キャッチフレーズ「海辺に現れたヘアサロン」。
※気配の痕跡を用いて時を視覚化し、バランスを求めつつ変わる世界を表現する宮永が、島めぐりの中で出会った美容師と女木島でのひとときを提案。光や風を受けて形を変える波を目の前に、椅子に座り、少しだけ変わる自分が確認できる。※
結構、テレビでも取り上げられていて話題性がある作品の一つです。
そして宮永愛子と言えば前の日記で取り上げた高松市美術館で現在展示してますよね!
港方面に戻っていきます。
女木島作品ナンバー4平尾成志×瀬ト内工芸ズ。作「BONSAI deepening roots」2019年。
キャッチフレーズ「盆栽が見せる次の世代の盆栽像」。
※盆栽の新しいイメージを探る試みを実施。3年前、女木島の住民に託した「島盆栽」を記憶の起点として、「根づく」ことをテーマに構成する。※
前回と同じ場所で見事な盆栽作品を見ました。
女木島作品ナンバー2禿鷹墳上作「20世紀の回想」2010年。
キャッチフレーズ「ピアノと波の音のコラボレーション」。
※青銅製のグランドピアノと、4本の帆によるサウンド・インスタレーション。ピアノから流れる音楽が、目の前に広がる海の波の音と呼応しながら旋律を奏でる。※
前回から引き続き、波音と弦楽器音が心地いいです。
暑くなってバテバテなのでゲストハウスで・・・
ソフトクリーム(350円税込)を頂きます。
身体も冷えたところで島の路地を通って・・・
フェリー乗り場である鬼の館の表から女木島作品ナンバー1木村崇人作「カモメの駐車場」2010、2013年。
キャッチフレーズ「目に見えない風のかたちをカモメの向きで視覚化」。
※女木港の防波堤と防潮堤に、ずらりとカモメが並ぶ。その数、およそ300羽。風が吹くと一斉に向きを変えるさまは圧巻だ。※
女木島の玄関的作品。見ると落ち着きます。
女木島作品ナンバー3愛知県立芸術大学瀬戸内アートプロジェクトチーム作「MEGI HOUSE」2010−2019年。
キャッチフレーズ「『週末はMEGI HOUSE』をコンセプトに作品発表やコンサートを実施」。
※愛知県立芸術大学の活動拠点であり、表現と実験の場でもある。今回も、同大の美術学部と音楽学部の教員や学生、卒業生たちによる、作品発表やコンサートなどを実施する。前回までの常設展示に加え、今回行われる企画展、MEGI HOUSE自体の変化も見どころ。※
前回から引き続き、相変わらず面白い家ですね〜。
最後の女木島作品は女木島漁港を抜けた先の石垣「オーテ」がある古民家。
女木島作品ナンバー18KOURYOU作「家船」2019年。
キャッチフレーズ「古民家に手を加え瀬戸内の家船を再現」。
※古代から近世まで、東アジア一帯には家族で船で暮らし、一定の海域を移動し、海上生活を送る人たちがいた。漁業を営み生活した船を、瀬戸内海では「家船(えぶね)」と呼んだ。このエピソードを手がかりに、海沿いの家屋に船首などを取りつけ、漂流する漁民が暮らした家船を再現する。また、家船はその後どうなったか架空の物語を想定し、多数の若手アーティストたちと共同制作を実施する。※
個性的な装飾に小物たち。
異空間に迷い込んだような作風にメロメロです。
目のある家の風貌と墓石があるような庭にも注目です。
これで女木島スタンプはイベントと「レストラン イアラ」以外、埋まりました。
帰り際に突堤に続く、「カモメの駐車場」を辿り・・・
ε-(゚д゚`;)フゥ...あっつ〜
注:私ではありません
・・・と灼熱の中!!
最後はmixi日記で初めてアップした女木島日記を彷彿する画で〆てみました(笑)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=898772465&owner_id=10363401
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