mixiユーザー(id:66587952)

2019年07月21日10:53

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投票──

選挙に行ってきた。

毎度のことながら共産党に入れるつもりで投票所へ向かう。
親が共産党を支持していてアンタも入れてねとお願いされている。


所内(公民館)に入って送られてきたハガキを渡し生年月日を答え投票用紙をもらい仕切りが立てられた長机で候補者名を記入する。


えーっと共産党は…


と目で追っていると、
安楽死を認める会という党が目に入った。
何を訴えたいのか一目でわかるネーミング。


自分はいいかげんながら政治とかひいては選挙とか関心がもてず、
というか難しいことはよくわからんばいと理解するに手を上げていた。
身近に感じず他人事のような。

でもその安楽死という言葉を見てとても身近なものに感じたんだ。
頭の中でドラマが浮かんだ。
以前読んだ本で、病院で死ぬか自分の家の中で死ぬかどっちが幸せなのかということを書かれていて
家の中で息をひきとるのを見守る家族はとても穏やかに故人を見送っていた
という言葉が印象的で。

延命の為に薬づけにされて
本人の苦しさに関係なく無理矢理生かされて医者はそれを善しとし
国の法律で決まってるからというのもあるのだろうけど
穏やかに死ねる権利っていうのも必要という考え方に自分は賛成してしまう。
安楽死とはいわないけれどやっぱ病院で死ぬより住み慣れた思い出の詰まった家で死ぬ方がいい。
家の中を眺めてそういえばあんなことあったねと家族と思い出話をしながら死ぬのが理想だな。
病院みたいに殺風景でなんの自分の思い入れのないとこで死ぬのは寂しい気がする。

安楽死を通して理想の幕の下ろし方というのを見直してもいいと思った。



ぼくは初めて自分の意思で
投票したんだ──



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