7/20 姫路 喫茶 みんと

幸いにして、なんとか雨は降っていない朝。ツアー開始以来9日間、名古屋での1日しか晴れ間を見ていません。週間天気予報はこの先も芳しくなく、もう太陽の光はほぼ諦めました。まさに稀に見る天候不順ツアーになってしまいましたが、こういうこともあるものだ、サンサン照りの猛暑だったら逆に困ったでしょ？と思い直しています。

この日、二日間お世話になったザビエルさんご夫妻とお別れして、私はまたひとり旅に戻り、次の目的地・姫路に行きました。前回姫路入りしたのは5/9、健さんとの運河のカモメ西日本ツアーの時でしたから、まだたった2ヶ月前。しかし、ソロでお邪魔するのは昨年11月以来でした。

駅前の老舗ホテルは、チェックイン時間が15時なのはいいのですが、私の予約した低予算部屋にはシャワーがなく、共同大浴場はなんと17時から。これではリハの時間には間に合いません。どんよりと蒸し暑い一日。仕方なく洗面所で、自前のシャンプーで髪を洗うという裏技で、なんとか外の体裁だけは繕いました。トホホイ(´⊙ω⊙`)！

この日のライブは、いつもお世話になっているみんと。ギター仲間の岡本靖朗さんがゲスト出演してくれるライブは、もう何度目になることか、すっかり定番ライブになりました。
ありがたいことに多くのお客様に恵まれ、盛り上がってライブスタート。前半は私のソロから始まり、今までの旅の思い出、ラグやアイヌ語の解説などをかいつまみつつ、楽しい演奏ができました。

後半は岡本さんから。左利きで右利き用のギターを弾く、しかもマール・トラヴィス風の演奏という、世界でも珍しいギタリストですが、そのセンスあふれる演奏は、方法論を超えたところにある、音楽のグルーヴ感を体得している人にしか出せない魅力があります。オリジナルソロ曲に加え、古いフォスターの曲「Hard Times」の歌モノなど、今までにないレパートリーも楽しく聴きました。
後半の後半は、私がまたソロを何曲か、そしてアンコールでは、岡本さんが急遽合わせてくれた「フレフレ」など3曲でデュオ共演して、有終の美を飾ったのでした。いい共演でした！

いつも以上に思いがけない出会いもありました。特に今年、小樽運河に来ていただいた姉妹の方々、そしてハンマーダルシマーの澤田さんが来てくれたのも嬉しかったです。意外と褒められ慣れていない私、皆さんから温かいお言葉をいただき、これからの励みになりました。
皆さん、どうもありがとうございました！

さあ、いよいよ今日は私のソロ梅雨ツアー最終日。岡山県総社市のスタジオ・ザ・ブーンにて、カリプソギターの土師剛くんと共演します！

★7月21日（日）　開場16:00／開演16:30（18:30終演）　「カリプソ&ラグタイム11」
　岡山・総社 スタジオ・ザ・ブーン （岡山県総社市中央3-13-117）
　
出演：浜田 隆史（ギター、歌）／土師 剛（ギター）
前売 3,000円／当日3,500円（1drink付き ）
チケットのお求めお問い合わせは、会場のスタジオ・ザ・ブーンまたは ACOLYPSO music ホームページへ
ドリンク出店 : krAck、19時から打ち上げ交流会（参加費1000円）※料理 krAck