名古屋の安ホテルのチェックアウト時間は9:00。どんな安いホテルでも普通は10:00なのです。朝の一時間は貴重で、切り上げは結構きついもの。しかし私は承知の上で安さを選んだ人間ですから、こんなことは慣れたもの。荷物をまとめて身支度して出立すると、幸いにして雨はこの時は降っていなくて、無事駅に到着しました。
近鉄アーバンライナーの格安乗車券と、ネット限定の特急券予約はすでに前日に済ませていました。これで、通常料金よりかなりお得に乗ることができます。大阪まで快適な電車移動を満喫しました。
ところが、旅のお供の音楽鑑賞をしていると、イヤホンの左チャンネルが音切れ状態。原因は、イヤホンケーブルのプラグ部分の断線です。以前から調子が悪くだましだまし使ってきたのですが、ついにほとんど聞こえなくなったので、大阪に着いたらイヤホン専門店に直行。いろいろあって新しいケーブルを買ったのは、前日につぶやいた通りです。
何はともあれ、不安材料が一つ減って、これからの旅がまた楽しみになってきました。
5th Streetに入りの時間は、あいにくの土砂降り。最寄駅の四ツ橋から走ってなんとかやり過ごし、前田さんと談笑していると、程なくザビエルさんと久しぶりに再会しました。
先日までファンキー末吉さんと東南アジアツアーを敢行していたザビエルさん。ご多忙の折、10月のDakotaさんと私との三つ巴ツアーを控えて、その前哨戦という側面もあるライブになったのです。
梅雨に台風も近づく最悪の土砂降りの中、ありがたいことにお集まりいただいたお客様のためにも、楽しい演奏を心がけました。
前半は二人で、「PAブルース」「今夜はいい気分」「Octopus Dreaming」の3曲で共演してから、ザビエルさんのソロコーナー。ザビエルさんの風格あるラグタイム・ブルースの演奏は、決して小手先の器用さに走らない、人間的な優しさと包容力のある力強さが魅力です。それは音楽で最も大切なグルーヴ感の魅力でもあります。
後半は私のソロコーナーから。雨の定番歌モノ「ギター弾きたくない」から始まり、自分ならではのクラシックラグ調の曲、また「チリワインの歌」までやりました。
その後再び二人で、「フレフレ」「忘れません」「I’ll See You In My Dream」の3曲で共演。アンコールは「Diddy wa Diddy」。ソロもいいですが、やっぱりセッションが気持ちいい、この日のライブでした。
私もザビエルさんも持っているペンシル型のコンデンサーマイク、通称「ダコタさんマイク」を使いこなす、前田さんの素晴らしいPAのお陰で、最高の音で演奏できて感激でした。5th には、10/13(日)にダコタさんザビエルさんと三つ巴ライブでお邪魔します。そちらもよろしく!
お越しいただいた皆さん、どうもありがとうございました!
ザビエルさんとは今日も共演します。豊中の「ねいろかふぇ」に初めてお邪魔します。どうぞお見逃しなく!
★7月19日(金) 開場18:30/開演19:30
大阪・豊中 ねいろ かふぇ (大阪府豊中市服部南町1-4-12)
出演:ザビエル 大村 (ギター)/浜田 隆史(ギター)
料金:2,500円(ドリンク別途)
お問合せ:Tel : 06-6842-7712(お店)
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