mixiユーザー(id:3223949)

2019年07月13日08:15

175 view

7/12 新宿 近江楽堂

夏の本州ソロツアーの初日。伊藤賢一くんが新宿の小ホール「近江楽堂」で毎年行っているリサイタルに、光栄にもゲストとして参加しました。

まず、飛行機の値段の関係で、前日の11日に前乗りで羽田空港に到着。あいにくの長梅雨ですが、心はワクワク。私が7月に長いソロツアーに出ることは滅多にありません(普通は春と秋が基本)。初日12日の近江楽堂と、最終日21日の総社の予定が先に決まり、その間を埋めるようにセッティングしたツアーなのでした。
伊藤くん宅に前乗りでご厄介になり、ワクワク気分のままこの日を迎えたのでした。

近江楽堂は、室内楽のコンサートが行われる小ホールで、四葉のクローバーのような不思議な形をした、教会のような空間。その豊かな響きも独特で、座る場所によっても演奏する位置によっても楽器によっても変わっていく、幾何学的な面白さがありました。
伊藤くんのこの企画リサイタルは、今年で5回目。クラシック・ギターだけでなく、鉄弦のアコースティック・ギターも、完全生音でのリサイタルができるはずだという、一つの大きな証明でもあります。

前半は、私も観客の1人として客席で伊藤くんの演奏を鑑賞しました。堂々とした風格ある演奏で、一つ一つの音色を大事に紡いでいく様が余すところなく伝わってきました。まだ名前のない新曲も魅力的でした。ハウザー、大屋、ギブソンと三台のギターの響きの違いも聴きどころでした。

後半の最初に、伊藤くんに紹介されて私も出演。こんな美しい小ホールでのリサイタルに、いつも炎天下の路上で汗だくになって弾いている私などはいかにも場違い。床屋に入って一張羅を着て、やっとなんとかTPOを合わせての登場。緊張を抑えつつ、「蘭島」「テエタ アナㇰネ」「ポンナイ」を演奏しました。こんな素晴らしい機会をくれた伊藤くんには本当に感謝しています。

その後、ヴィオラの三好紅さんと伊藤くんのインディゴノートの演奏。ヴィオラの艶やかな響きがホールいっぱいに広がります。拙作「ノチウ」の美しい編曲版にはいつも心を奪われますし、キースジャレットの「My Song」はこれまた世界観がガラッと変わった爽やかな名曲でした。

続いて再び伊藤くんのソロで「おかえり」「ゆきどけ」という名曲二つ。
大きな拍手の中、アンコールは、伊藤くんと私の二重奏での「End of the world」、そして私が退場して、伊藤くんの演奏による「Home」(アンドリュー・ヨーク)。
お越しいただいたたくさんの皆さん、紅さん、伊藤くんのおかげで、夢のような最高の一日になったのでした。どうもありがとうございました!

これからも、紅さんとは今月26日からの「運河の紅カモメ北海道ツアー」で共演、伊藤くんとも10月の北海道ソロツアーで共演します。また会いましょう!

さあ、旅はまだ始まったばかり。今日は土曜日、ラグベアの日です!

★7月13日(土) 開場18:30/開演19:30
東京・高円寺 ムーンストンプ(東京都杉並区高円寺北2-22-6, キャニオンプラザ大須賀 B103)
出演:柿崎 さとみ(歌、ピアノ)/浜田 隆史(ギター、歌)
料金:2,500円(別途オーダー)
お問合せ:tel : 03-3310-6996(お店)
3 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2019年07月>
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   

最近の日記

もっと見る