ペナントレースは折返し

オールスターの季節を迎え、ペナントレースは折り返しです。
開幕してからずっとセリーグは、巨人・広島・阪神が上位に来る中、ここにきて一気に巨人が突っ走り始めました。あとの５チームはすべて借金を抱えており、団子状態に突入しています。
巨人はもとから戦力が揃う中、投打が噛み合っています。いまだ坂本と丸の適正打順が確定していないのは贅沢な悩みですが、9.5ゲーム差をひっくり返せるだけのチームは見当たりません。

わが阪神はよくやっていると思います。
好投しても報われない西は少々かわいそうですが、ピッチャーは巨人にも引けをとりません。防御率はリーグトップですから。
あとは好機に打てない打線です。打率は３位ですが、ホームランは５位ですし、チャンスに一本が出ません。辛抱し続けながら4番を任せている大山がもう一皮むけてくれるといいのですが。

パ・リーグはソフトバンク強しです。
一時期は外野手がいない非常事態もあり、柳田とサファテが長期離脱。それでも次々と生きのいい選手が出てきて、大きな穴ができません。貯金１６で、２位と７ゲーム差ですからよほどのことが起きない限り優勝は間違いないでしょう。
応援する楽天はイーブンターンですが、かなり健闘していると思います。
打率は４位、防御率は５位ですが、借金がないのは上出来です。
則本・岸という２枚看板が長期離脱、１番を任せるはずだった田中も骨折のなか、選手をやりくりしての４０勝は上出来です。
嶋も復帰し、ベストメンバーが揃った後半に期待です。