mixiユーザー(id:212781)

2019年07月03日23:39

77 view

鳴くのは堰き止められない病魔

強制的に軌道を敷くしかないのだが凸凹の起伏が信じ難くカオスなこの心に通る線路は途中で途絶えているとしか思えない。
経路は?経由は?燃料は?時間は?荷物は?
何もかもが不足して逼迫してゆくのに気づかないふりをしてただ愛のない朝に抱かれていよう。

叫びに乗せて便乗させる叫びは本当に自分の声なのかすら怪しい。

おまえも乗っ取られていくだけの自分のことをかつての姿を必死になってまさぐることなどあるものだろうか。

侵食の儀式に腐蝕されたこの身であれば何もかも皆無だ。

必要なものが欠けたままで欠落をごり押しで育てているのは逞しい?愚かなだけ?
沈黙を破ってはみ出る笑みはなかなかみすぼらしくもどこか誇らしげに傷の色を認識しようと黒い鏡を闇で磨く。

堰き止められていた記憶が咳き込んだら崖の手綱を手首に巻きつけて毛穴から生えてる毛を草に見立てて崩れてしまいたい。
未来もろともあそこまで投げ出せたらのなら。

星の狩人
涙の不摂生
真紅の真空
微睡む不可思議

雨がまたむせび泣いているからおれでもあんたでも関係なく流してしまえるいい機会だと勝手に思って渦の中にうずくまって疼きはじめる七月を罵倒するからひれ伏しながらすべてを流しておいてくれないか。

猫の鳴き声が月の在り処を見せてくれるような気がしている。
4 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2019年07月>
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   

最近の日記

もっと見る