mixiユーザー(id:212781)

2019年07月01日22:56

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明日の明るさ

本質を喪失したまま過ぎていく。
ひらけない視界は曇る一方だけど
なつかしい記憶を頼りに無闇に歩きます。
喪失を呼び寄せるための喪失と摩耗。
閉ざされた世界が軸を放棄するのに似た横顔をまた無残に見せることになる。

たとえば意識すらあやしいときの帰り道
たとえば籠の中に何も選べない買い物
たとえば思い出したくない鮮明な想い出

忘れないためにトラウマに投資しただけね
いびつに泣きわめくほどに憎くて愛おしく
はやくもっと狂おしく孤独を貪りたいのに
黙って次の餌を漁りたくなる

肝臓の検査を受けないまま負担となりそうなプロテインを断てないままでしじみ汁を飲むけどもう限界だそろそろ禁酒も破るよ破れた心は疲弊して水漏れがやばいんだ、きみを喪失してからもきみで自慰してると思うと吐き気さえしてくる、埋まらない世界は空洞の音で満たされる。

スーパーマーケットの中でまた動けない
布団の上でまた動けない
確実にあの溝は陰影を色濃くしてる
支払いにいく気力すらない
雨の中で鍵をかけたり鍵をさがしたりするけど目眩の中では全てはまるでまぼろし
慣性の法則に囚われるように惰性な習性により鼓動は刻んではみるけれど
全ては変わってしまいました

また今日も死ねない
死にたいと漏らせていたきみももう遠い
夜はやさしい顔をしてぼくのことまだズタボロにしようと微笑んだり嘆いたりしているね
苦しくて悲しくて寂しくてなんて言うよりも速度を上げて暴走しそうな季節の淵でやっと散歩でもしてみたいんだ
トラウマに守られて心臓が不安定にせっかちな舌打ちのリズムを刻んでいるのを聴いた
なぜかまだここに存在してるこれはどれ?
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