進めど進めど、ぬかるみに足を取られて、どうにもならなくなる。
それどころか動く事さえ困難だ。
停滞が焦りを生み、絶望と狂気がその背に迫る。
重要なのはもがく事ではない。
一歩進める道を捜す事。
どうすれば、この沼を抜けれるのか考える事。
一番危ないのは楽な方向に逃げる事。
その先に底なしの沼があるかもしれないのに軽々に進み出てはならない。
沈みゆく体に恐れず、可能性を探るのだ。
恐れる事に溺れるな。
焦りに突き動かされるな。
それに完全に沈んでも這い上がれるのだ。
逆に、沈むだけになる事が恐ろしい。
でもそんな状況に溺れる原因は逃避か恐れか焦りなのだ。
深く深く思考しろ。
ただ考えすぎても意味がない。
踏み出しつつ考えるべきだ。
それが解決の策なのだ。
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