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2019年05月26日22:21

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「トランプさん来る」で大騒ぎの千秋楽。にしても……。

■トランプ氏、表彰状読み「レイワ・ワン」 特注杯を贈呈
(朝日新聞デジタル - 05月26日 17:50)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5635895
大相撲五月場所千秋楽、昨日優勝を決めた前頭八枚目の朝乃山は小結御嶽海に寄り切りで一蹴され12勝3敗となり、横綱鶴竜は大関豪栄道を寄り切りで仕留めて11勝4敗、昨日大関返り咲きの10番に乗せた関脇栃ノ心は大関高安の寄り切りに屈し、10勝5敗で今場所を終えました。安倍晋三夫妻とドナルド・トランプ米大統領夫妻は小結以上の役力士が土俵に上る最後の5番を正面に特設された貴賓席で観戦しましたが、優勝の朝乃山と御嶽海の一番が始まる直前にトランプ大統領が来場、着席したため場内の観客は総立ちになりその視線が大統領に集中、ざわつきが収まっていなかった中で仕切りが始まったこともあり、取組後に御嶽海は「もうちょっと工夫が欲しかったです。あれじゃトランプ大統領を見に来たのか、優勝した朝乃山を見に来たのか、わからない。朝乃山がかわいそうでした」とその進行に苦言を呈するコメントを発していましたね。大統領の入場のために時間が空くと説明は受けてはいたとのことですが、今場所は休場、再出場、一日で再度休場と迷走した大関貴景勝についてに続いての苦言であり、「モノ言う力士」として今後注目される存在になっていくのではないかと思いますね。国技館では警備の関係でいつものように花道までペットボトル入りの水を持ち込むことができず、さらには館内の飲み物の自動販売機が「休場」の貼り紙が成されて稼働せず、付け人が関取に用意する水を求めて右往左往する場面もみられたようですが、現職米国大統領の観戦という未経験の状況への対策に右往左往し、上手くいかない部分も露呈した恰好となったようです。
表彰式では安倍晋三首相自らが内閣総理大臣杯を朝乃山に授与した後、トランプ大統領が「アメリカ合衆国大統領杯」を審判部の西岩親方(元関脇若の里)の介添えと手伝いの中で授与、今後五月場所の優勝力士に授与される賞の一つに加わることになるようです。
さて、三賞ですが、殊勲賞に「関脇以下の力士が優勝した」ことから朝乃山、敢闘賞は3回目となる朝乃山と「今日勝つこと」が条件で宝富士を押し出しで退けての受賞となった新入幕の志摩ノ海、「勝った方が受賞」との玉鷲との対戦を引き落としで制した阿炎(2回目)、技能賞は小結碧山を上手投げで下して「今日勝つこと」の条件をクリアした竜電が受賞。玉鷲を除いては「勝つこと」の条件のついた力士がすべて勝っての受賞となりました。
また、十両の取組終了後に7戦全勝が二人出た序二段と三段目で優勝決定戦が行われ、序二段は今年一月場所に初土俵の東42枚目の栃神山(春日野部屋、埼玉栄高校出身)が隠岐の浜を上手投げで制し、三段目は今場所に100枚目格付け出しで初土俵の白石(玉ノ井部屋、東洋大学出身)が北勝川を"持ち味"とされる叩き込みに退け、それぞれ優勝しました。
さて、優勝の朝乃山ですが、立ち合いから御嶽海の厳しいはず押しで廻しに届かず寄り切りに屈して完敗。御嶽海に「力の差を見せつけましたよ」とコメントされ、三役に上がっていない朝乃山としては御嶽海に「経験と力の差」を見せつけられた一番となりました。前に出る相撲が目立ち、上手を取れずに押さえつけられながら体勢を入れ換え上手を取って逆転の寄り切りで豪栄道を下した十四日目の一番のような上手さもありましたが、二度二桁を挙げながら続かず平幕の下位で低迷していた朝乃山であり、優勝した今場所の調子が続くとも限らないのが正直なところ。新小結にはなっていそうな次の七月場所ですが、良くも悪くも来場所最大の注目の一人になったことは間違いないと思います。
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