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2019年05月18日08:23

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リポジショニングクルーズのすすめ #船旅へのいざないシリーズ

画像は順に、MSCクルーズの日本語サイト https://www.msccruises.jp/jp-jp/Plan-Book/Find-Cruise.aspx?reg=POS 、株式会社ジャパネットホールディングスのサイト https://www.japanet.co.jp/shopping/jh/ 、H.I.S.のサイト https://www.his.co.jp/news/6593.html よりダウンロードしたもの。



通信販売会社ジャパネットたかたのグループ会社である、ジャパネットサービスイノベーションは、2019年5月15日付で、MSCクルーズの「MSC ベリッシマ」を2020年に8回全船チャーターし、日本発着クルーズを実施する旨、また、エイチ・アイ・エス、クルーズプラネット、ベストワンクルーズは、16日付で、2020年4月28日(火)から5月6日(水)まで同船を合同でチャーターする旨、相次いで発表しました。

もちろん全て募集型企画旅行として広く一般に発売されます。



実は、このチャーター契約自体は、早くから話が進んでいましたが、詳細が決まり各社の従業員にも周知が済み、発表する環境が整ったので発表された、ということです。

1枚目の画像の、ドバイ発横浜着のリポジショニングクルーズ(回航ではもったいないので営業しながら移動する片道クルーズ)は、既に同船の初就航と相前後して発表され、現在発売中です。



MSC(Mediterranean Shipping Company S.A.)はスイスのジュネーヴに本社を、イタリアのナポリに運航管理の拠点を置く、コンテナ船の船腹面積ではマースクラインに次ぐ世界第二位の海運会社で、創業は1970年の新しい会社です。

MSCクルーズは、1960年創業のラウロ・ラインズを89年に買収し95年に改名したもので、親会社より古い子会社で、本社は親会社と同じジュネーヴに置いています。

「MSCベリッシマ(Bellissima)」は、2019年3月2日に就航したばかりの新造船で、総トン数は171500、長さ×幅は316m×44m、船籍港はバレッタですので船内ではマルタ共和国の法律が適用されます。

あ、総トン数は、重さではなく船体の容積を表す単位です。



では、↑のリンク先のニュースリリースを見てみましょう。

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ご注意:↑の5枚目にも書いてあるとおり、クルーズ代金には全食事は含まれますが、港湾税・船内チップ等別途必要な経費が、皆さんが思っているよりもずっと高額です。

またMSCクルーズも含むカジュアルクラスの客船では、お酒は言うまでもなくソフトドリンクやミネラルウォーターも別料金です(従ってメインレストランに着席しても「お冷」は出てきません)。

日本の旅行会社が全船チャーターするんだから、日本式で「チップ不要・水もただ」にしないの?、という疑問を感じる方も多いのは解りますが、1000人以上いるサービスクルーに、通常と異なる業務や習慣を臨時に取り入れさせることは容易ではなく、その影響でサービス水準が下がってしまっては本末転倒なので、商習慣などは船会社のものがそのまま適用され、通常通りのサービスが提供されます。



さて、ここまで書いてきてなんですが、日本の旅行会社が全船チャーターし、日本語で契約して日本円で発売するわけですから、当然旅客は99.99%日本人です。

良いことは、通常は多国籍の人が居るレセプションに日本人スタッフ(但し非正規雇用で臨時に乗っている)が居ることと、船内新聞(予定表)やレストランのメニューが日本語で書いてあること、など言葉の心配をせずに済むことです。

悪いことは、通常は多国籍の旅客が乗っていて、それぞれの文化の違いを客同士が尊重し合い行儀が良くなるところが、日本人しかいないと船内に日本の常識(世界では非常識)が持ち込まれ、クルー相手に威張り散らす老害が必ずいて周囲にストレスをまき散らすことです。



そこで私は、チャーターではない、MSCクルーズの自社企画によって世界中で発売されている、リポジショニングクルーズ(Repositioning Cruise)をお勧めします。

2019年5月現在、本船は西地中海を7泊8日で、山手線のように循環する航路に就いていて、地中海がシーズンオフになる晩秋にはペルシャ湾(アラビア海)へリポジショニングします(その航海が↓)。
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約3ヶ月間ドバイ発着のクルーズを繰返して、2020年3月21日(土)にドバイ(アラブ首長国連邦)で乗船して翌22日(日)に出航し、2018年4月18日(土)に横浜に入港して翌19日(日)に下船する航海も発売中です(その全区間乗船プランが↓)。
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1か月も休めるかっ!、と怒鳴りそうになっている皆さんの顔が見えるようです(笑)。

まあ、慌てないで(常連さんならここからを楽しみにしていると思います)。

↑のリンク先のMSCクルーズの日本語サイトで、本船の船名でグランドボヤージュを検索してみて下さい(見るだけならただですから)。

そうなんです、この航海には「香港乗船横浜下船の区間乗船プラン」が用意されていて、「変動相場制」で発売中なんです。

もちろん↑のリンク先から個人でこの区間乗船を英語で契約し外貨で決済して、香港までの飛行機は別途ネットで手配することは可能ですが、待っていれば必ず「香港までの飛行機、香港での前泊、本船でのクルーズ」をパッケージした旅行商品を、↑のクルーズプラネットさんとベストワンクルーズさんが、日本語で契約し日本円で決済、で発売されます。

未発表の、一連のチャーターが明けて日本から本船が去る際のリポジショニングも同様に発売されます。



せっかく外国籍の船に乗るのだから、旅客も多国籍のリポジショニングクルーズはいかがでしょうか。

地球の7割は海です。そして日本は島国です。出かけませんか、船旅へ。



MSCクルーズ(日本語)→http://www.msccruises.jp/
ジャパネットたかた→https://www.japanet.co.jp/
H.I.S.→https://www.his-j.com/
クルーズプラネット→https://www.cruiseplanet.co.jp/
ベストワンクルーズ→https://www.best1cruise.com/
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