本日2本目の投稿ですが、ひとつ古い稿もお船のお話ですので、ぜひ。
写真は1・2枚目が神戸市中央区港島3-1にある北公園で、3枚目が神戸市中央区新港町4-5にある神戸ポートターミナルで撮影した、
船名
Seabourn Sojoirn
総トン数
32477
全長
198.19m
型幅
26.00m
喫水
6.70m
初就航
2010年7月
船籍港
ナッソー（バハマ）
主機関
ディーゼル電気推進
ディーゼル4基
電動機2基
総出力
24000kW（32632馬力）
推進器
プロペラ2基
航海速力
19.00ノット（35.19km/h）
乗客定員
458人（225室）
乗組員
330人
運航会社
シーボーン・クルーズ
https://www.seabourn.com/
日本での問合せ先
株式会社オーバーシーズトラベル
https://www.cruise-ota.com/seabourn/
株式会社ターミナル
http://www.seabourn.jp/
株式会社クルーズバケーション
https://www.cruisevacation.jp/seabourn/
ヨット感覚の小型高級船です。
ラグジュアリー・クルーズで高い評価を得ているシーボーンの、3万総トンクラスの第2船で、225室全てがスイートルームです。
いいですか？皆さん！
全長160〜200mまでが大型船、200mを超えると巨大船、と日本の法体系では定義され、長距離フェリーの多くが全長199mで建造されていますが、本船は「ヨット感覚」の「小型」高級船、が世界のクルーズ業界での位置付けなんです！！
アメリカ合衆国ワシントン州シアトルに本社を置き、32346総トン3隻と41865総トン2隻の計5隻のラグジュアリークラス（松竹梅で言えば松）を運航しているシーボーン・クルーズは、1986年にノルウェーの資産家アトル・ブリネスタッドさんと仲間達が設立した「シグネット・クルーズ・ライン」が始まりです。
石油会社のシグネット・オイルから商標にクレームがきて、すぐに現社名に改名しています。
その後、資本関係はいろいろあって、2001年にカーニバルの完全子会社になりました。
2009年から3年連続で、本船を含む3万総トン型を新造し、14〜15年に創業以来の1万総トン型3隻を売却し、16年と18年に4万総トン型を就航させました。
お酒もチップもクルーズ代金に含むオールインクルーシブ制を、業界では最初に行ったラグジュアリー客船の代表格です。
本船は今回は「東アジア19日間」として前港高松より昨夜日付が変わる頃神戸港S-4Q1/2バース（ポートターミナル東側）に入港していました。
今日ターンアラウンド（旅客入れ替わり、連続乗船する人も）して「太平洋横断24日間」として次港青森へ向けまもなく（2019/05/16）17:00に出港します。
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