画像1・2枚目は地下鉄北大路駅構内で撮影した路線バス迂回・運休の告知をスマホで撮影した写真（手振れ御免）、3枚目は京都市内の鉄道路線図。
ご注意：葵祭露頭の儀・社頭の儀は「雨天順延」ですが今年は予定通り本日行われます（↓のオフィシャルなサイトでご確認ください）。
さて、祭礼の日程が曜日に左右されることも多くなった昨今ですが、京都の四大行事（葵祭・祇園祭・五山の送り火・時代祭は、いずれも日程が固定されています。
そのひとつの葵祭は、毎年5月15日、今年は今日です。
爽やかな初夏の京都を優雅な行列で彩る葵祭（あおいまつり）は、今から約1500年前に始まったとされる賀茂御祖神社（かもみおやじんじゃ・下鴨神社）と賀茂別雷神社（かもわけいかづちじんじゃ・上賀茂神社）の例祭です。
5月初旬からさまざまな行事（前儀）が行われ、5月15日には、およそ8キロもの距離を、平安装束をまとった人々が練り歩く「路頭の儀（ろとうのぎ）」が開催されます。
この平安貴族の装束をまとった行列が有名な葵祭ですが、そのほかにもたくさんの行事があり、5月1日の競馬足汰式（くらべうまあしぞろえしき）、5月3日は流鏑馬（やぶさめ）神事、5月4日には斎王代女人列御禊神事など、「前儀」と言われるさまざまな儀式が下鴨神社や上賀茂神社で行われます。
詳しくは↓のホームページへ。
どうせなら、電信柱が無く道路も舗装されていない場所で見たいものですよね。
皆さんそう考えられますので、御所と糺の森は毎年とても混雑しています。
あ、私達京都人は、宮内庁所管の京都御所と環境省所管の京都御苑を厳格に区別せず、あの広い長方形の敷地全部をただ「御所」と呼んでいますが、地下鉄の駅など公共の場所にある案内には「京都御苑」と書いてあります（笑）。
京都御苑内も糺の森の下鴨神社の参道も、共に緑の木々が生い茂る、電信柱が無くアスファルト舗装されていない道を行列が進みますので。
行列が市中に出ると、午前中に丸太町通と河原町通を経て下鴨神社で社頭の儀が行われ、午後から下鴨本通と北大路通を経由しますが、↑の1枚目の画像を注意して語らにただくとわかる通り、ここまでの道路は4車線のうちの2車線が規制され、残り2車線を使って路線バスが対面通行します。
加茂街道（賀茂川の堤防上の道）は2車線全面規制され、電信柱も無く木々も生い茂っていて新緑が大変綺麗ですので、残念ながら舗装道路ではありますが、他の大通りよりもはるかに趣がありますので、私は毎年のようにこちらをおすすめしています。
特に、地下鉄「北大路（きたおおじ）」駅1番出口〜今宮通（2車線）まで出て東（右）へすぐの賀茂川沿いは、対岸が植物園の緑なので、そして、帰路の足も便利なので、穴場でも何でもない市民なら誰でも知っている場所で、それなりに混み合いますが、おすすめです。
行列の先頭は14：30頃通過しますので、この稿をお読みの方の多くの方は、今すぐ出発すれば間に合うと思います。
葵祭の露頭の儀は、世界中を見渡しても珍しい、歌舞音曲が一切ないとても静かな行列で、時々牛が啼いたり牛車の車輪が軋んだりする程度で、静々と進みますので、見物も皆さんもどうぞお静かにお楽しみください。
自家用車の方はパーク＆ライド
http://www2.city.kyoto.lg.jp/tokei/trafficpolicy/kankochi/index.html おご活用ください。
パーク＆ライドとは、自家用車を混雑する市街地や観光地に直接乗り付けず、高速道路出口付近などの離れたところに駐車して公共交通に乗り換える、移動の度に車という大荷物を運ばなくて済む賢くて快適な方法ですが、特に今日は交通規制が行われますので、迂闊に京都市内に車を乗り入れると酷い目に遭います。
リンク先の内のタイムズ鴨川西ランプ駐車場
https://times-info.net/P26-kyoto/C107/park-detail-BUK0030245/ が地下鉄の駅に近く、交通系電子マネーで割引があり、帰り道も便利なのでお勧めします。
京都観光オフィシャルサイト 京都観光Navi→
https://kanko.city.kyoto.lg.jp/
下鴨神社｜賀茂御祖神社→
https://www.shimogamo-jinja.or.jp/
上賀茂神社（賀茂別雷神社：かもわけいかづちじんじゃ）公式Webサイト→
https://www.kamigamojinja.jp/
京都府警察／臨時交通規制→
http://www.pref.kyoto.jp/fukei/kotu/kisei_k/rinji_kisei/
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