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2019年05月13日17:41

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犯人はキリスト教徒なのかも

宗教の教義は往々にして、世間一般の感覚からすれば怪しげなものが少なくない。例えば旧約聖書には他人の土地に侵入し、その土地に住んでいた人を残酷に殺し、土地を奪ってしまう話しがある。ところがそれは、彼等に言わせれば「神に与えられた土地」を手に入れただけであって、とどのつまりは「神による殺人命令」でもあった。

この旧約聖書での記述に似たことを、国を持たない民であったユダヤ人は、パレスチナの地で実行した。残虐な殺しについては不明であるるものの、パレスチナに住んでいた人を追い出し土地を奪ったのは事実であって、この泥棒行為を英国や米国が正当なこととして認めたしまったために、周辺のイスラム国家を巻き込んだ戦争にへと発展した。

ユダヤ系新興宗教であるキリスト教にも同様の考えが受け継がれて、米国のブッシュ大統領は戦争を始めるにあたって神を持ち出し、「神が命じた殺人」であるかのような発言をするに至った。その根底にはイスラム教とキリスト教との約2000年間の確執が尾を引いてるが、宗教教義は往々にして狂人ならではの考えが散りばめられているものだ。

「レビ記一九章九―一〇節」には以下のことが記述されている。
>穀物を収穫するときは、畑の隅まで刈り尽くしてはならない。収穫後の落ち穂を拾い集めてはならない。ぶどうも、摘み尽くしてはならない。ぶどう畑の落ちた実を拾い集めてはならない。これらは貧しい者や寄留者のために残しておかねばならない。

ミレーの「落穂拾い」のモチーフは聖書のこの記述に由来していると言われるが、本来の所有者が誰であるにせよ、誰でも収穫の恩恵を得られることを意味してる。なので後で手に入れようと先に手に入れようと大して変わりないはずだと考えたキリスト教徒が、畑に侵入して収穫物を手に入れようとしたと考えられなくもない。
それは、「14棟のハウスのうちの1棟がまるごと」と示されてるように、全てを奪い取ったわけではないからだ。


■収穫前のホワイトアスパラ、20キロ盗難被害 北海道
(朝日新聞デジタル - 05月13日 15:45)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5617202
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