写真は大阪港海遊館西はとばで撮影した、
船名
Costa Venezia
総トン数
135500
長さ
324m
幅
44m
初就航
2019年3月8日
船籍港
ジェノバ(イタリア)
航海速力
18ノット(33.34km/h)
乗客定員
5260人(2116室)
運航会社
コスタクルーズ
ホームページ(英語)
https://www.costacruises.com/
日本支社のホームページ
https://www.costajapan.com/
出来立てほやほやの新造船で、手元の資料には「中国市場向けに建造中」とあります。
イタリアのジェノバに本社を置き「48200〜132500総トンの15隻のカジュアルクラス(松竹梅で言えば梅)の客船を運航している」と手元の資料には書いてあるコスタクルーズの、16隻目にして同社では最新かつ最大の客船が本船、ということになります。
本船は2019年3月8日にトリエステ(イタリア)から処女航海に出航しました。
トリエステ〜ドブロブニク(クロアチア)〜バーリ(イタリア)〜イラクリオン(クレタ島)〜スエズ運河〜アカバ(ヨルダン)〜エイラト(イスラエル)〜サラーラ〜マスカット(以上オマーン)〜アブダビ〜※ドバイ〜アブダビ〜コア・ファックカーン(以上アラブ首長国連邦)〜モーミューガオ〜コチ(以上インド)〜コロンボ(スリランカ)〜ランカウイ〜ポートクラン(以上マレーシア)〜※シンガポール〜レムチャパン(タイ)〜チャンメイ(ベトナム)〜深セン〜香港(以上中国)〜基隆(台湾)を経て、この処女航海の終着地の東京港大井埠頭に4月29日に到着しました。
全区間乗船は52泊ですが、※印の港で区間乗船客の乗下船(一時上陸ではない)がありました。
29日からは日本の旅行会社JTBにチャーターされて、東京発着台湾・鹿児島7泊クルーズを行い、5月6日に東京に着いています。
今回は、台湾の旅行会社雄獅旅遊(ライオントラベル)にチャーターされて、基隆発着日本7泊クルーズとして9日に基隆を出港し、鹿児島を経て前港油津より今日(2019/05/13)9:40に大阪港W3バース(天保山岸壁)に入港し、9:58に係船作業が完了しました。
次港高知へ向け今夜23:00に出港し、16日に基隆に着いたらすぐに本船の事実上の母港になる上海に配船され、18日に中国市場で本格的にデビューします。
↑の日本語サイトでは本船の記載がありませんが、英語のサイトのトップページの最下段の Change Country から中国向けの首頁に入ると、大々的に広告されています。
日程の都合上、九州と沖縄には今後も頻繁に入港しますが、大阪湾や伊勢湾や東京湾まで足を延ばす回数は少ないと思われます。
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