基本的に動物愛護団体や保護政策と言うのは信用できません。
守ろうとする動物の敵は人間だけでなく、動物でも血も涙も無い処遇が施されます。
増えすぎたりすると災難が待っています。
FINDERSの記事によるとオーストラリア政府は、固有種を保護のため、
2020年までに野良猫を200万匹駆除する計画を立てているそうです。
その駆除方法とは、毒入りソーセージを食べさせること。
『ニューヨーク・タイムズ』によると、
そのソーセージはカンガルーの肉、鶏の脂肪、スパイスやハーブから作られ、
食べると15分以内に死に至るとのこと。
野良猫の生息地で1kmの間隔で、この毒入りソーセージ50個を飛行機から撒くそうで、
担当者は「このソーセージが猫の最後の食事です」と。
猫は2世紀前、入植者によってヨーロッパからオーストラリアに持ち込まれました。
以降、約20種の動物を絶滅させました。
オーストラリア環境省の絶滅危惧種担当官は「私たちはオニネズミ、ワル(黒足のイワワラビー)、
ヒメフクロウインコなど、私たちが愛している国を象徴する動物たちを守るために、
選択をしなければならない」と、野良猫が固有種にとって最大の脅威であると述べたそうです。
「私の利益や好みで駆除するわけではない」とも。
オーストラリアは長い間他の国から切り離された島国で、
オーストラリアの哺乳類の80%、鳥類の45%が固有種である推定。
猫はオーストラリア全土で毎年3億7700万羽の鶏と6億4900万羽の爬虫類を殺しているそうです。
人間により強引にオーストラリアに連れて来られ、毒入りソーセージで駆除される野良猫たち。
クジラに向ける慈悲の心を多少なりとも猫に向けてほしい。
と記事は結びます。
毒餌の素であるカンガルーも増えすぎたとかで、殺処分されたものでしょうね、
確か撲殺していたはず。
確かにクジラとのこの差はなんなのでしょうね?
それに、ウサギだって肉を食べると言う研究結果がある以上、
毒入りソーセージを口にするのは猫ばかりとは限りません。
これは、対人地雷を無差別にばら撒く行為に等しいと思います。
動物保護というよりテロリズムに近い気がするのは私だけでしょうか?
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