mixiユーザー(id:555665)

2019年04月25日00:24

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帰ってきたひげ船長!

ここにきて、リストに登録してある電子書籍が結構な頻度で値下げされるのでついポチってしまい、紙の本と合わせて未読が溜まる。よりによって京極夏彦とか、読むのに時間がかかるものばかり。

・タイタンの逆襲



レジェンダリーお得意のド派手な「人類vs怪物」もの。神々の身内のドタバタにまた人類と、キメラやサイクロプス、ミノタウロスなどファンタジー世界でお馴染の面々が巻き込まれます。アンドロメーダ役の女優がロザムンド・パイクに変更された以外は前作のキャストがおおむね続投、脇役に名優ビル・ナイが!
前作同様、単純なストーリーにアクションと冒険の連続、「アレスが悪役で、原因はだいたいゼウス」というギリシャ神話モノにありがちなパターンもしっかり踏襲。
バトル以外のシーンはおおむねグダグダで、シンプルだった前作に比べノリとテンポが殺されてしまっている(特に迷路)。前作の巨大サソリやメデューサ戦と比べると(キメラ以外は)人型の敵ばかりなせいかバトルに外連味が足りずワンパターンなのも難点か。冥界の兵士みたいなやつら(ヘンゼル&グレーテルの奇形魔女みたいなデザインで好み)に蹂躙され人類絶体絶命の中、ゼウスたちが蘇って無双するのは燃えたし、壮大なスケールのラストバトルは迫力があるけど、パシリムやキングコングを見てしまっている分どうしても見劣りするかな。


・アクアマン



乗るしかない このビッグウェーブに。

全編ハイテンションでとにかく楽しい。アクションのつるべ打ちで、しかもそれぞれシチュエーションやテイストが異なるのでダレない。
豪華な映像が目まぐるしく変化し、バーフバリやジュラシックワールド、マイティ・ソー、アバター、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーなどを想起させる。王の誕生というテーマからも「海のバーフバリ」というキャッチフレーズは非常に的を得ていると思う。
サメやカニやタコや巨大怪物が大戦争。艇のヘルメットやら兜が一昔前の昭和センスなのも含め男の子の好きな要素がてんこ盛り。なんかアマゾンライダーもいた気がするけど気のせいだろう。
アクアマンのキャラクターもヒーロー系の王道。粗雑な正義漢から王、そして英雄に相応しい人格への成長。終始一貫して、戦闘より人を助けることを優先しているのも素晴らしい。まあ、ストーリーはクエストを繰り返すRPGっぽい陳腐なものだし、それでさすがに上映時間2時間22分はちょっと長いとか、ラストシーンでは甲殻やトレンチも一緒にいるともっと一体感があったんじゃないかとか、一切忘れ去られた先代アトランティス王とか、雑な部分が多いのは拭えない。
偏差値下がる系の良作。充分楽しめて大満足だけど、かなりマーベルに寄って来ていて今後差別化を図れるのかが心配。


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