おそらく自分も含め大半の人は放射線のことがよくわからないはずです。そしてあのとき飛散した放射性物質は目に見えないし、どこへどのくらいあるかの情報も除染作業の効果も今一つ信じられず、得体の知れない恐怖に怯えていたと記憶しています。
あの原発事故は、ほとんどの人があの当時の記憶のままだと絶望感に苛まれて生きていけないから忘れたり気にしないようにしていて、それでも恐怖に耐えられない人たちが自主避難したくらいの大事故のはずです。
放射線の危険が理解できないなら、原子力に携わっている人の言うことを信頼するしかないのに、その「権威」が「絶対安全」と言っていたのに事故を起こして信用がなくなっているにもかかわらず、こんな内輪の自己満足だか外の批判からの開き直りみたいなものを見せられてしまったら…。
原発再稼働や原発輸出等の話もそうですが、現在も全くと言っていいほど原発そのものの事故処理が進んでいない状態にもかかわらず、大半の人たちの原発事故を「忘れてる」「忘れたい」「忘れるしかない」気持ちを悪用しているとしか思えないというか…。もう残念すぎますね…。
■業界HP「げんしりょくむら」閉鎖 「ふざけすぎ」批判
(朝日新聞デジタル - 04月12日 19:12)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5578961
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