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2019年03月21日07:37

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ミニ四駆 スライドダンパーの効果

おはようございます、月影TAKAです。
今回は「スライドダンパーの効果」となります。

画像1〜3は「それぞれのスライドダンパーを装備したマシンの画像」となります。
ブラックニバンテ→ウイングスライドダンパー(最初期のスライドダンパー)
ブラックトムゴティ→リアステーワイドスライドダンパー(最近出たスライドダンパー)
サンダーショット→フロントワイドスライドダンパー(少し前に出たスライドダンパー)
となります。

スライドダンパーのそれぞれの特性を書くなら
ウイングスライドダンパー→コース間の継ぎ目対策。転倒負荷を軽減(転倒時にローラーの圧が逃げるのでスピードが落ちにくい)
リアステースライドダンパー→コース間の継ぎ目対策。コーナリングの立ち上がり補助(立ち上がり時にリアローラーの圧が逃げるので加速が速い)
フロントスライドダンパー→コース間の継ぎ目対策。コーナー入り口のトルク抜け防止(フロントローラーの圧が逃げるので低出力モーターでもコーナリングスピードが速い)
といった感じ。
ちなみにこの3つのスライドダンパーは「ギヤの位置固定をしていない状態で最大限の効果を発揮する」GUPであり、下手にギヤの位置固定をしてしまうと減速効果が必要なところで減速無視のギヤ位置問題が効果を阻害してしまい、結果的に「まともに走れない夢パーツGUP」として批判を受けるパターンですね。

第2次ブーム後期では、このスライドダンパーの効果に不慣れな一部のミニ四レーサーが「この部品に頼らずに速く走るためには」と考えた果てに「ギヤの位置固定」というズル改造を編み出した流れです。
つまり「スライドダンパーに順応できないミニ四レーサー→ギヤの位置固定改造マシン」と客観的に判断される場合もあります。
※なお、「抵抗抜き」と呼ばれるギヤの改造方法は「超速ギヤ」の仕様でしか効果が発揮されず、改造方法は「モーターピン削り」のみです。ギヤ間にスペーサーを挟むのは本来「抵抗抜き」とは言いません。

今回ブラックニバンテにリアウイングスライドダンパーを装備しましたが、これも「反たからばこセッティング」のひとつです。
たからばこセッティングに似た組み合わせのように見えますが「リアウイングのトップローラーがスライドする」という時点でたからばこセッティングのローラー効果に比べれ大幅に変質しています。
これはもともと「非常にジャンプやコーナリングで不安定になりやすいセッティング」で硬派を発揮する改造方法となり、「リウイングのローラーがスライドする」ということは「側転倒時にローラーがスライドして圧を逃す」という効果を発揮するためジャンプの衝撃やコーナリングのオーバースピードを抑制する効果を狙えます。
まだまだ試作車両の段階ですが、過去のミニ四駆走行でもこの効果狙った改造方法で成功したことがあるため、挑む価値がありますね。

今日はこんな感じです。
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