画像は宝厳院のサイトの行事・お知らせのページ
http://www.hogonin.jp/event/index.html より。
京都市右京区嵯峨天竜寺芒ノ馬場町36にある宝厳院(ほうごんいん)は、通常は非公開ですが、毎年春と秋に期間を定めて公開されていて、今年(2019)の春の特別公開は6月30日(日)までです。
(以下コピペ)
当院の庭園「獅子吼(ししく)の庭」は、室町時代に中国に二度渡った禅僧、策彦周良禅師によって作庭され、嵐山の景観を匠に取り入れた借景回遊式庭園です。その名にある「獅子吼」とは「仏が説法する」の意味であり庭園内を散策し、鳥の声、風の音を聴く事によって、人生の心理、正道を肌で感じ、心が大変癒する庭です。
(コピペ終わり)
田村能里子さんの筆による本堂の障壁画「「風河燦燦三三自在」も公開されます。
宝厳院春の特別拝観「獅子吼の庭」「風河燦燦三三自在」公開
期間
2019年3月16日(土)〜6月30日(日)
時間
9:00〜16:30受付終了17:00閉門
拝観料
庭園500円
本堂500円別途
弘源寺割引共通券900円
詳しくは↑のリンク先へ。
宝厳院は、臨済宗・天龍寺塔頭で、寛正2(1461)年に聖仲永光禅師を開山に迎え創建されました。
もとは上京区禅昌院町にあり、細川頼之の昭堂を寺としたといわれています。
応仁の乱の兵火に会うなどしましたが、豊臣秀吉の恩顧によって再建されました。
1972(昭和47)年より天龍寺塔頭弘源寺の境内にありましたが、2002(平成14)年1月に現在地に移り再興しました。
「都林泉名勝図会」にも掲載された、嵐山を借景とする回遊式庭園「獅子吼の庭」は、紅葉と巨岩を配した庭園です。
本堂障壁画「風河燦燦三三自在」(田村能里子画伯筆)があり、特別公開時のみ見ることができます。
2003(平成15)年に、庭園内に大正時代に建てられた茶室が修復を終え、「青嶂軒(せいしょうけん)」と名付けられ、茶会会場としても利用されるようになっています。
詳しくは↓のホームページへ。
ところで、田村能里子さんは、私達船舶オタクには有名な画家で、75歳になられた現在も精力的に活動されています。
日本郵船が運航していた(先代の)「飛鳥」(1991〜2006)、現船名「アマデア」(ドイツのフェニックス・ライゼンが運航)の船内に、田村さんの作品が(転籍した今でも)飾られています。
宝厳院へは、
嵐電(京福電鉄)「嵐山(あらしやま)」駅〜北(駅を背にして右)へすぐの天龍寺の総門から境内に入り法堂の前を南(左)へ、400m徒歩約5分。
JR嵯峨野(山陰)線「嵯峨嵐山(さがあらしやま)」駅南口〜南へ、嵐電の踏切を渡らず直前を西(右)へ、丁字路を南(左)へすぐの天龍寺の総門から境内に入り法堂の前を南(左)へ、1.0km徒歩約13分。
阪急「嵐山(あらしやま)」駅〜北(駅を背にして右)へ、中之島公園を通り抜け渡月橋を渡り道なりに北へ、天龍寺の総門から境内に入り法堂の前を南(左)へ、1.2km徒歩約15分。
嵐山地区の路線バスは、平日ダイヤと土休日ダイヤとで経路が異なり複雑ですので、あまりお勧めしません。
駐車場(有料)は天龍寺のものが使えますが、出入口が平日でも外国人観光客が多数歩いている長辻通にあって、右側通行の国から来た歩行者が反対だけ見て飛び出して来たり、写真を撮りながら車道へ後ずさりして出て来たり、と大変通りにくくなっていますので、パーク&ライド
http://www2.city.kyoto.lg.jp/tokei/trafficpolicy/kankochi/index.html を強くお勧めします。
パーク&ライドとは、自家用車を混雑する市街地や観光地に直接乗り付けず、高速道路出口付近などの離れたところに駐車して公共交通に乗り換える、移動の度に車という大荷物を運ばなくて済む賢くて快適な方法です。
大亀山 宝厳院 - 臨済宗大本山天龍寺塔頭寺院→
http://www.hogonin.jp/
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