画像はいずれも大覚寺のサイト
https://www.daikakuji.or.jp/event_season_spring/ より。
京都市右京区嵯峨大沢町4番地にある大覚寺(だいかくじ)では、2019年5月13日(月)まで、奉祝皇位継承記念平成31年春季名宝展「天皇と大覚寺」が開催されています。
(以下コピペ)
皇室ゆかりの大覚寺は、今から1200年前の平安時代初期に嵯峨天皇の離宮として造営され、譲位後は仙洞御所となった「嵯峨院」がはじまりです。
開山は、恒寂入道親王(嵯峨天皇の皇孫、淳和天皇の皇子、仁明天皇の皇太子であった恒貞親王)で、鎌倉時代末期の両統(大覚寺統と持明院統)迭立期や南北朝時代には、天皇や上皇(法皇)が住職を務めた門跡寺院で、以降は皇室出身の方々が入山され、明治時代まで嵯峨御所と呼ばれておりました。
この度、今上陛下がご退位され、皇太子殿下がご即位される皇位継承を記念して「天皇と大覚寺」のテーマのもと、国宝や重要文化財に指定された歴代天皇の宸翰や肖像画などを特別に公開展示するとともに、旧嵯峨御所大覚寺に伝わる2組の五大明王像はじめとする密教彫刻の重宝を一堂に集めて出陳し、ご観覧いただく皆様とともにご即位を奉祝いたしたく存じます。
(コピペ終わり)
会期
2019年3月15日(金)〜5月13日(月)
時間
9:00〜16:30受付終了17:00閉門
入館料
800円(参拝料を含む)
期間中、文化財保護のため、臨時休館及び一部展示替えを行うことがあります。
詳しくは↑のリンク先へ。
正式名称、旧嵯峨御所大本山大覚寺(きゅうさがごしょ だいほんざん だいかくじ)は、真言宗大覚寺派の本山で、876(貞観18)年に嵯峨天皇の離宮嵯峨院を寺院に改め、歴代の天皇や皇族が住持された門跡寺院であり、嵯峨御所として知られています。
境内に書院造の正寝殿(重文)には、後宇多法皇が院政を執った部屋があり、狩野山楽筆の襖絵や墨絵などの障壁画が多数所蔵しており、宸殿(重文)は徳川2代将軍秀忠と浅井長政の三女であるお江の間に生まれた東福門院和子が女御御殿の宸殿として使用していたもので、狩野山楽筆の牡丹図・紅白梅図(重文)などがあります。
嵯峨天皇をはじめ後光厳・後花園・後奈良・正親町・光格の各天皇の写経が勅封心経として奉安されており、般若心経写経の根本道場として、心経信仰が盛んに行われています。
境内の東側に広がる大沢池(名勝地)は、平安時代、唐(現在の中国)の洞庭湖を模して造られた日本最古の林泉式庭園で、池畔には桜や楓が約700本、池内には約3000株もの蓮が自生しており、平安時代から変わらない風光明媚な風景を今に楽しむことができ、日本三大名月観賞地であることから観月の名所として知られ、中秋の頃には観月の夕べが開催されます。
華道のいけばな嵯峨御流の礎となった菊ヶ島があり、大覚寺はいけばな嵯峨御流の総司所としても知られています。
詳しくは↓のホームページへ。
大覚寺の通常の拝観は、
時間
9:00〜16:30受付終了17:00閉門
参拝料
500円
寺内行事により内拝不可の日があります。
大覚寺へは、
JR嵯峨野(山陰本)線「嵯峨嵐山(さがあらしやま)」駅北口〜北へ、最初の信号(新丸太町通)を西へ、次の信号(狭い道)を北へ、丁字路を東へ、信号(大覚寺門前)を北へ、1.3km徒歩約20分。
市バス28・91、京都バス94、「大覚寺(だいかくじ)」停留所〜すぐ。
駐車場(有料)は30台分しかないので、自家用車の方はパーク&ライド
http://www2.city.kyoto.lg.jp/tokei/trafficpolicy/kankochi/index.html でお越しください。
パーク&ライドとは、自家用車を混雑する市街地や観光地に直接乗り付けず、高速道路出口付近などの離れたところに駐車して公共交通に乗り換える、移動の度に車という大荷物を運ばなくて済む賢くて快適な方法です。
旧嵯峨御所 大本山 大覚寺 ホームページ→
https://www.daikakuji.or.jp/
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