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2019年03月10日15:56

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笑いの健康効果

笑いの健康効果はこんなにもたくさんあるようです。

1.大笑いには体操効果がある。
笑いは心拍数、血圧を上げて呼吸をさかんにし酸素消費量を増やします。
笑い終わって筋肉の緊張がとれると、心拍数、血圧ともに下降し、呼吸もゆっくりした深い呼吸となるので、血液中の酸素濃度も増加します。
ちょうど適当な運動をしたのと同じ効果を生み、ストレスを大幅に減少させることができる。また免疫系を活発にして、感染に対する抵抗力を増します。

2.笑いは最高の腹式呼吸
日本笑い学会昇幹夫先生によると 「大笑いは連続して息を吐き出すという行為」です。
大笑いをすると、肺の中に取り入れられる酸素換気量は、通常の呼吸の4〜5倍にもなり、肺への酸素供給が4〜5倍増え、それだけ多く身体中へ酸素をとどけることになります。

昇幹夫先生は、平成10年10月8日放送の「おもいっきりテレビ」の番組で、笑いの実験効果を映像に見せながら解説。
大笑いをした時と、深い深呼吸をした時の呼吸の大きさを、レントゲン写真で比較をしましたが、大笑いをした時の横隔膜と肺の部分の動きは、深呼吸よりずっと激しく大きかったのです。

3.ストレスを解消する

健康な男性5人ずつ、二つのグループで実験、笑いはストレスを解消するということがわかりました。
Aグループにはユーモラスなビデオを1時間見せ、Bグループには見せないで、ストレスホルモンの変化を調べました。
するとAグループでは、ストレス状態を表わすコルチゾールとアドレナリンが減少。
また免疫を高めるリンパ球の産生が盛んになりました。

4.免疫グロブリンAを増やす
大学生10名に、ユーモラスな映画とそうでない映画を30分ずつ見せて、その前後における唾液中の免疫グロブリンA(かぜを予防する効果がある物質)の量を測定したところ、ユーモラスな映画を見た後では大幅に増加しました。面白くない映画の後では、変化がありませんでした。
また日頃からユーモアを活用している学生は、もともと免疫グロブリンAの値が高く、「笑いがからだに良い」と理解している学生は、そうでない学生に比べて増加率が大きのです。

5.免役物質イムノグロブリンAを増やす
米ウェスターン・ニューイングランド大学デイロン教授の発表によります。
日頃からユーモアで人を笑わせている人は,他の人に比べて、唾液の中の風邪予防の免役物質イムノグロブリンAが多いことが分かりました。
したがって普段から人を笑わせることを心がけていると、風邪、肺炎予防になるようです。

6.脳内でエンドルフィンが増加する
エンドルフィンが増えるために、とてもいい気分になり、痛いところがあっても、いつの間にか痛まなくなったという報告があります。エンドルフィンはモルヒネに似た鎮痛作用を持ち、そのため内因性モルヒネと呼ばれています。
また、ドーパミンの分泌を盛んにしボケ、うつを防ぎます。

7.右脳を活性化する。
笑いの中枢センターは右脳にあり、情緒と結びついているので、笑いは右脳によい刺激を与える運動と考えられる。

8.脳の血流をよくする

笑い(作り笑いでも)顔のどの筋肉が使われるか、また脳のどの部分が働くか、ということが分かってきた。
笑いは、主として顔の二つの筋肉を働かします。
◆ 頬を引っぱる大頬骨筋
◆ 目の周りの眼輪筋
これらの筋肉は脳の1次運動野と直結しているので、この部分が刺激され、血液の流れが非常によくなり脳卒中を予防します。

9.病気治癒効果

日本笑い学会 第29回研究会発表によれば、笑いの健康に対する効果は非常に大きく、次のものがあります。
★脳卒中予防 ★高血圧予防 ★ボケ、うつ予防 ★心臓病予防 ★動脈硬化予防
★風邪、肺炎予防 ★ガン予防
注目すべきことは、作り笑いでも自然な笑いに匹敵する健康効果があり、作り笑いが脳卒中を予防することも判明しました。

10.笑いじわをなくす
笑いは眼輪筋を適度にマッサージすることになり、目尻の横の笑いじわを少なくします。笑うとしわができるというのは間違いで、目尻の横の皺は怒っている時にできる皺で、怒ってばかりいると皺が増えます。

「十笑、百吸、万歩」の実践を

心臓疾患についての権威である杏林大学医学部の名誉教授の石川恭三先生は、健康維持に
「十笑、百吸、万歩」の実践をすすめています。

十笑 一日に少なくとも十回は大笑いする。
百吸 一日に少なくとも百回は深呼吸をする。
万歩 一日に一万歩歩く。

笑いを考えてみると、いかに笑いを失った日が多かったかということを反省させられます。 そして笑いたくない時、笑えない時ほど、笑いが必要とされているのだということです。。
腹の立つ時、つらい時ほど、まず、ともかく笑顔を作ってみる努力をしてみましょう。

笑える人生は幸福を得、
笑えない人生は不幸を得る。
笑うように努力しょう!
無理をしてでも笑ってみよう!

笑いを治療に応用する例は、日本医科大学など各地で試されているそうです。
(「NHK きょうの健康」( 2003.3,4) およびサンケイ新聞 産径抄 2001.1.21より)。



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