写真は城南宮のサイト
http://www.jonangu.com/festival1.html より。
京都市伏見区中島鳥羽離宮町7番地にある城南宮(じょうなんぐう)では、毎年(旧暦の1月7日に近い休日である)2月11日に「城南宮 七草粥の日」が行われています。
今年は今日です。
新鮮な若菜の七草粥を食し、無病息災を願う「源氏物語」の若菜の巻にちなみ、春の七草を神前に供え、一般参拝者に七草粥が接待されます。
神苑・楽水苑では春の七草が見られます。
時間は10:00〜16:00で、七草粥授与は500円、神苑拝観料は600円です。
詳しくは↑のリンク先へ。
城南宮は、794年の平安京遷都に際し、国常立尊(くにのとこたちのみこと)と八千矛神(やちほこのかみ)と神功皇后(じんぐうこうごう)を祀り、以来都の南方に鎮まり国を守護する城南宮と仰がれています。
平安時代の末に白河上皇がこの地に壮大な離宮を造営して院政を始めるると、政治・文化の中心地となり、祭礼も大いに賑わいました。
『平家物語』の舞台でもあり、当時盛んに行われていた、熊野詣での際には、度々上皇方の方除(ほうよけ)の精進所(しょうじんどころ)に充てられ、旅の安全が祈願されました。
明治時代の幕開けとなった鳥羽・伏見の戦いが始まった所で、薩摩藩が勝利の御礼参りに訪れました。
現代でも、方除の大社城南宮として篤く信仰され、普請・造作・転宅・旅行・交通安全などで、たくさんの参詣者で賑わっています。
境内に広がる神苑楽水苑(らくすいえん)には、四季を通じて草花を賞でる人が絶えず、春と秋の年2回行われる「曲水の宴」は王朝の雅を伝える行事として特に名高いです。
城南宮の通常の参拝は、
境内自由(無料)
神苑(楽水苑)の拝観は、
時間
9:00〜16:00受付終了16:30閉苑
拝観料
600円
詳しくは↓のホームページへ。
城南宮へは、
地下鉄・近鉄電車「竹田(たけだ)」駅6番出口〜線路沿いに南へ、新城南宮道(4車線道路)では曲がらずにさらに南へ、東高瀬川を渡る直前で城南宮道(車線区分なし)を西へ、1.2km徒歩約15分。
市バス19、京阪バス26、「城南宮(じょうなんぐう)」停留所〜すぐ。
市バス南1・南2・特南2・南3・18の竹田駅経由便、京阪バス6・6A・24・24A、「城南宮東口(じょうなんぐうひがしぐち)」停留所〜西へ400m徒歩約5分。
らくなんエクスプレス(R’EX)(路線バス・交通系ICカード非対応ですがWAONが使えます)、平日ダイヤの日は「油小路城南宮(あぶらのこうじじょうなんぐう)」停留所〜西へ400m徒歩約5分、土休日ダイヤの日は「城南宮前(じょうなんぐうまえ)」停留所〜西へ140m徒歩約2分。
城南宮では車のお祓いもやっていますので、大きな駐車場があります。
なお、他へも回る自家用車の方はパーク&ライド
http://www2.city.kyoto.lg.jp/tokei/trafficpolicy/kankochi/index.html でどうぞ。
パーク&ライドとは、自家用車を混雑する市街地や観光地に直接乗り付けず、高速道路出口付近などの離れたところに駐車して公共交通に乗り換える、移動の度に車という大荷物を運ばなくて済む賢くて快適な方法です。
城南宮トップページ→
http://www.jonangu.com/
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