画像は鞍馬寺のサイト
http://www.kuramadera.or.jp/gyouji.html より。
京都市左京区鞍馬本町1074にある鞍馬寺(くらまでら)の本殿では、毎年節分の当日の14:00から、『節分追儺式(せつぶんついなしき)』が行われています。
今年は今日です。
陰陽師が祭文を読み上げ、桃の弓に芦の矢をつがえて鬼を払う宮中行事を再現します。
(以下コピペ)
鞍馬の追儺式が京の豆まきの由来と伝承されています。古来、宮中で行われた「追儺」を忠実にかたどった儀式で、平安時代の王朝絵巻の彩どりを今に伝える装束が華やか。「福は内、鬼は外」と眼に見えぬ鬼を追って豆を撒く声に「春ぞ立つ」というほのぼのとした喜びが湧きあがります。
(コピペ終わり)
節分追儺式
日時
2019年2月3日(日)14:00〜
場所
鞍馬寺本殿
料金
観覧無料(愛山費300円は別途必要)
詳しくは↑のリンク先へ。
鞍馬寺は、鞍馬弘教総本山です。
770(宝亀1)年に鑑真和上の高弟鑑禎上人が毘沙門天を本尊として奉安したのが起こりで、平安時代は京都の北方守護の寺として信仰を集めました。
本殿金堂、多宝塔などは近年再建された鉄筋コンクリート造りで、境内の「鞍馬山霊宝殿」の1階は、山内の動植物、鉱物などを展示する自然科学博物苑展示室、2階は寺宝展観室と與謝野晶子の遺品を展示する與謝野記念室、3階は国宝の毘沙門天像などの仏像奉安室、宝物収蔵庫になっています。
本殿裏から奥の院への山道に牛若丸の遺跡があります。
昨年(2018)の台風21号以来、通行止めになっていた奥の院参道(霊宝殿〜貴船)が、2019年1月30日(水)から通行可能となりましたが、積雪により、凍結やぬかるみが生じやすいので通行にはご注意ください。
参道の通行止めは、ほとんど解除されましたが、鞍馬の森の再生には、まだまだ長い期間が必要です。
鞍馬寺の通常の参拝は、
愛山料
300円
霊宝殿は、
開館時間
9:00〜16:00
休館日
月曜日(祝日開館翌日休館)
12月12日〜2月末日
入館料
200円
鞍馬寺の境内には、仁王門(山門)から徒歩約2分の所にある普明殿のそばの「ケーブル山門駅」と「ケーブル多宝塔駅」の間、営業キロ0.2km、標高差89mの間に、「鞍馬山鋼索鉄道(くらまやまこうさくてつどう)」が運行しています。
鉄道事業法によるれっきとした鉄道で、宗教法人鞍馬寺が運営していて、運賃としてではなく「ケーブル寄進」として200円で乗車できるので、健脚の方には何でもない距離と標高差ですが、足が悪い方でもケーブルカーで参詣できます。
ケーブルの運転時刻は、入山の始発が8:40、下山の最終が16:35(6〜8月は17:05)です。
詳しくは↓のホームページへ。
鞍馬寺山門(仁王門)へは、
叡山電車「鞍馬(くらま)」駅〜徒歩約2分(駅前広場を出てすぐ左側に見えます)。
京都バス32・52「鞍馬(くらま)」停留所〜すぐ。
叡山電車は平日日中20分間隔、休日日中15分間隔、京都バス52系統は地下鉄国際会館駅発着で約30分間隔です。
駐車場は、小規模なコインパーキングが狭隘な鞍馬街道(府道38ごう)沿いに点在していますが、特に冬期には積雪や凍結が心配な鞍馬まで自家用車を乗入れず、パーク&ライド
http://www2.city.kyoto.lg.jp/tokei/trafficpolicy/kankochi/index.html を強くお勧めします。
パーク&ライドとは、自家用車を混雑する市街地や観光地に直接乗り付けず、高速道路出口付近などの離れたところに駐車して公共交通に乗り換える、移動の度に車という大荷物を運ばなくて済む賢くて快適な方法です。
鞍馬へは、タイムズ鴨川西ランプ駐車場
https://times-info.net/P26-kyoto/C107/park-detail-BUK0030245/ が京阪電車にも地下鉄にも近くて便利です。
総本山鞍馬寺→
http://www.kuramadera.or.jp/
叡山電車→
https://eizandensha.co.jp/
京都バス株式会社→
http://www.kyotobus.jp/
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