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2019年01月18日19:44

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無言歌は続く 京都の旅1

 京都は形骸化した街に成り果てた 仏閣神社は古色蒼然と存在するが 拝観料にそれぞれにまとわりつく商業主義のオンパレード ありがたかる人もおれば 一向に顔を背けた主もいる 一日目 9時前に家を出て在来線で東京へ 東京10時半に着いて 新幹線は11時出発 この時お昼を食したか 実は記憶がない 何かを食べたと思われるが 全く記憶から抜け落ちている もっぱら読書に耽る 幾冊か持って行ったが 読んだのは夏目漱石の「道草」 漱石の自伝的要素が強い作品で 普通の読書家には不評だが文学者と云ふ人たちや評論家では一番評判がいい作品だ 漱石は人間を書く

 今宵一枚目は クナッパーツブッシュコレクション2
 クナッパーツブッシュの『ニーベルングの指環』3種類(42CD)1956・1957・1958年

 まず一枚目 ワーグナー:『ニーベルングの指環』全曲(1956年)
  『ラインの黄金』(1956年8月13日)

 ヴォータン:ハンス・ホッター
 ドンナー:アルフォンス・ヘルヴィヒ
 フロー:ヨーゼフ・トラクセル
 ローゲ:ルートヴィヒ・ズートハウス
 フリッカ:ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィチ
 フライア:グレ・ブロウエンスティーン
 アルベリヒ:グスタフ・ナイトリンガー
 ミーメ:パウル・クーエン
 ファーゾルト:ヨゼフ・グラインドル
 ファフナー:アルノルト・ヴァン・ミル
 エルダ:ジーン・マデイラ
 ヴォークリンデ:ローレ・ヴィスマン
 ヴェルグンデ:パウラ・レンヒナー
 フロースヒルデ:マリア・フォン・イロシュヴァイ

 一時半前に到着 すぐに嵐山方面の電車に向かったので うっかり荷物を預け忘れた 思い出した ここでうどんを食べた 一番安い狐だったかな 体がすごく温まる 近くのロッカーに荷物を預けて 電車でのんびり向かうと 外は雨 傘はロッカーの荷物の中 うっかりしたわい コートは普通防水 大丈夫だろう 嵐山に到着 渡月橋まで結構時間がかかる このあたりが一番雨が雨が降っていた 渡月橋を渡ってすぐに右折 細い道を歩く 誰もいない 渡月橋まではぞろぞろ観光客 右折する人は私以外にいない 細雨の中 ひたすら歩いて 軽自動車でも通れぬ細道を歩くと人がいた 戻ってきたようだ すれ違いそのまま進むと道路をふさぐ標識と警備人 土砂崩れで通れません なんということだ ここが一番の目的地なのに通行止め がっくし 大悲閣千光寺 今年の夏か秋にまた来るとしよう 今度はここだけだから一泊二日でいいかな 降雨の中渡月橋まで戻る 人人ひと さて何処へ行こう 祇王寺がいい 方角はわかるので 渡月橋をまっすぐ抜けて左方面を目指す とりあえず落柿舎を目指すが見当たらん 道を間違えたらしいが たかだか嵐山 小さな街だ どおってことあるまい と云ふ事で歩く歩く 清涼寺に着く 外観だけご拝謁 祇王寺への看板がある 平清盛に捨てられた女の終の住処 二尊院通り過ぎると落柿舎の看板を発見 そうかここか まさしく侘び住い 常寂光寺から竹林の道を通る 聞こえてくるのは中国語と韓国語ばかりなり 竹林の中道に入って写真を撮る若者 竹の中で写真を撮って何がいいのかね 京料理の有名店もある 湯豆腐をここで食べる予定であったが 商業主義のあふれんばかりの光景に嫌気がさして電車で京都駅に戻る タワーのある方面出口右側のとあるビル そこにホテルオークラのバスが出るので少し休んでホテルへ とりあえず荷物を部屋に置いて さあて何を食べようといふ事でホテル内の食事何処をから探検 もちろん外食も計画していたが 二階のレストランの進め方がいいのでうっかり座ってしまった ビーフシチューに赤ワイン 想像を超えない味 普通といえば普通か ビーフシチューに赤ワイン3杯 10000円くらいしたかな すでに記憶なし 一眠りして 風呂にゆっくり入る 部屋が暖かなので 十分汗をかいて出てきても湯冷めをしない 何時だかわからんがこのまま就寝

 これが1日目 今宵の音楽と主に長かった1日 今月と来月はワーグナーとバイロイト 1日目 ラインの黄金から始まった

 なお写真はない わたしは 記録するタイプではなく記憶するタイプなので あえて写真はとらなんだ 目を閉じれば 走馬灯のように記憶が疾走する
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