mixiユーザー(id:3510747)

2019年01月17日05:38

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これは……失政の予感がする。

ブラジルの治安が悪いのは行ったことがあるからわかるけど、結局一般市民が身を守るより、ギャングが銃を手に入れやすくなるのがオチだと思う。従来は銃器を闇市場で買っていたのを、代理人を使って堂々と買うとかね。

あるいは武器業者から何か働きかけがあったのでは? 賄r……ロビー活動とか。

余談ながらブラジルの家は、一般家庭でも塀が高く、門は分厚い鉄板で、人の手ではちょっと開けられないくらい重いから電動で開閉するようになっている。壁も分厚い。まるで要塞である。住宅地全体を壁で囲ったゲーテッドコミュニティも数多い。

幸い自分はブラジルに旅行している間無事だったけれども、住宅のつくりを見ただけで、よほど治安が悪いらしいというのは体感できる。

案外アメリカの家庭のほうが、日本の普通の家みたいな塀すらなく、道路と玄関が素通しになっていて、不用心に思われるほどである。

日本とブラジルとアメリカを比較したら、銃犯罪に対して警察力で対処するか、家を頑丈にして強盗の類を防ぐか、自分で銃を持って武装した悪者に対抗するかという、「思想」が根本的に異なるようだ。(アメリカの場合は全米ライフル協会のような業界の宣伝・洗脳もあるのかも知れないが)

しかし何かのはずみ(諍いでついカッとなってぶっ放すとか、子供がイタズラするとか)で一般市民が家族や他の市民を死なせてしまうリスクを考えたら、警察力か家の仕組みで防ぐのが望ましく、身近に銃があるのは望ましくないとおれは思う。もともと悪い治安をさらに悪くしそうである。


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■1人4丁まで所持可能 ブラジル、市民の銃規制を緩和
(朝日新聞デジタル - 01月16日 19:43)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5459173

 南米ブラジルのボルソナーロ大統領は15日、市民の銃所持の規制を緩和する大統領令に署名した。警察による審査が簡素化され、25歳以上なら条件を満たせば銃を所持できる。ブラジルでは治安悪化が社会問題になっており、ボルソナーロ氏は大統領選で治安回復を公約に掲げ、市民が銃で武装すべきだと訴えていた。

 ブラジルでは市民の銃所持は法律上認められてきたが、警察による厳しい審査があり、事実上、銃は買えなかった。今回の規制緩和で、犯罪歴や精神疾患がないなどの条件を満たせば、25歳以上なら1人4丁まで銃を所持できる。

 ボルソナーロ氏は署名後、「これで善良な市民が家庭で平和を手に入れることができる」と演説した。ただし、銃所持が治安回復につながることを疑問視する市民も多く、直近の世論調査では61%が銃所持に反対だった。(サンパウロ=岡田玄)
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