落語は好きでも、寄席などはあまり行かない。演芸場に行くには、多目演芸なので、聴くぞっとのパワーがなければ、仕事をしていればナカナカ行けるものではない。
二人会とか三人会とか〇〇ホールで土日とかなら、昔は良く行ったものだ。
上野鈴本演芸場は、285席の小さな演芸場で、落語協会所属メンバーのみ。
新宿末広亭は落語芸術協会、2階もあるので、もっと入れると思う。桂歌丸師匠がお元気な頃、会社の慰安で、豪華弁当付きで行かれた。
今は、有難いことにCDやDVDでも聞けるし、無料でYouTubeでも観られる訳です。
寄席は録画とは違う、生はやはりかけがいのない面白さがあった。
三遊亭金馬師匠は今年3月19日で90歳、幾多の闘病生活を経て、しゃべれない事が悲しく辛くて、落語家なんだから。。。喋りたいの一心で、辛い理学療法の後、呂律の回らなかった言葉をみごとに克服し、あのハイテンションな話芸を全うされていた。
リハビリ時の状況をマクラにするなんざ、さすがでありやす。
鈴々舎馬風師匠(元柳家かゑる)は79歳で、やはり重病を患ったようで、座布団までの歩行はゆっくりでしたが、蘇るあの毒舌話芸。
トリを務めたのは、古今亭菊之丞師匠で、「たいこ腹」を演じた。
マクラで、大河ドラマの「韋駄天」にて、古今亭志ん生師匠に扮する、ビートたけし氏に落語と江戸ことばの監修をつとめていると、宣伝もしていた。
志ん生ファンとしては見逃せません!
あのタケシの何言ってんだか理解に苦しむ早口グセとかを、
え〜〜〜〜〜 っとくらぁ♪ そこでっナンだな〜〜〜〜〜 ♪ 的な
志ん生師匠の間のある喋くりにするには、至難の技ではないのかとおもわれまふね
へぇ〜〜っ、そうかい! おまえさん 真似するんじゃねぇのかぃ
(爆)
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