バタバタと動き回っても荒廃する。
取って付けた対応は、状況を悪化させる。
だから逃亡したいと切に願うのだ。
でも、その結果はよく知っての通り。
意を決して覚悟しなければ変わりはしない。
また決意の先が幸福とも限りはしない。
だから地べたを這いずり回ってでも解決しなければならないのだ。
保留は停滞である。
でも忘れてはならない。
保留された問題を解決するには、等しいだけの労力が必要な事を。
だから躊躇するのだ。
しかし、躊躇し続けた結果は逃避に等しい。
忘れるなかれ、忘れるなかれ。
その枷はいつしか自らを縛る鎖とならん事を。
何れそのまま朽ち果てんとするならばそれも決断と言えよう。
なれども何かを求めるならば、そこではないどこかへ行くことが必要なのだ。
恐怖せよ、恐怖せよ。
牢獄に捕らわれる事にか?
いずこかへ歩む事か?
いずれにしても、生きるという事は面倒な事である。
壊れてしまえば楽になるというのに。
狂気を帯びれば少しは癒されるかもしれない。
夢に毒されれば幸せかもしれない。
望むな。
ただただ処理せよ。
機械の如く。
さすれば絶望に苦しむ事も無い。
思考を消し去り、物のやうに立ち向かえ。
それも、また逃避也か。
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