今年に発刊された「軍艦の砲塔に関する本」2冊を紹介しよう。
両書とも砲塔内部の構造を図示しており、艦載砲の仕組みがよく理解できる。
また、前者は日本海軍を中心に、後者は世界各国の戦艦を記述している。
意外に知らなかった記述も多くあるので、軍艦ファンの皆さんにお勧め図書です。
・左画像
『日本海軍の大口径艦載砲』
著者:石橋孝夫
発行日:2018年8月21日
発行所:�蠶�書房光人新社
NF文庫/本文310頁
価格:850円(税別)
サブタイトル:
戦艦大和四六センチ砲にいたる帝国海軍艦砲史
目次:
南北戦争の余剰軍艦から始まる
クルップ砲に傾倒した日本海軍
安式連射砲で勝った日清戦争
安式砲の時代と日露戦争
国産砲時代の幕開け
キャリバー・レース
八八艦隊主力艦の搭載砲
陸軍要塞砲への転用
海軍休日下の戦艦近代化
最後の戦艦時代
・右画像
『軍艦と砲塔』
著者:新見志郎
発行日:2018年11月21日
発行所:�蠶�書房光人新社
NF文庫/本文301頁
価格:820円(税別)
サブタイトル:
砲煙の蔭に秘められた高度な機能と流麗なスタイル
目次:
砲塔の構造
原初の砲塔
囲砲塔
イギリス海軍の砲塔
ドイツ海軍の砲塔
アメリカ海軍の砲塔
その他各国海軍の砲塔
第一次世界大戦
軍縮条約後の砲塔
ところで、戦争本には戦記や戦争体験談が多い中、軍艦の構造や性能、装備に触れた書籍を出来るだけ購読するようにしている。
戦記本はどうしても人の生き死にが生々しくついて回るが、艦船書籍であれば単純に建造技術の発展だけに知識の追及が図れる。
そこが軍事オタクと艦船モデラーとの、ちょっとした違いではなかろうか?
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