暴走安倍政権、日本を何処へ連れて行くのか？

此のところ頻りに取り沙汰されて居る 「ヘリ搭載専用護衛艦」 を改装して、垂直離着陸戦闘機を搭載できる空母化に踏み切る事を実現するそうです。
此の話に付いては、予てから、「いずも型護衛艦」を事実上は空母である、と非難と警戒を表明して来た中国が色々と騒ぎ立てる事でしょう。
その中国自身が、既に軍事的にも経済的にも膨張・拡大路線を驀進している上からは、別に中国を気にする事は有りませんが、日本自身の問題として考えた時、戦争を知らない年代の者を頭領として頂く政権の、愚かしさと危険性を強く危惧する者です。

丁度タイミング良く、今朝の朝刊一面トップに新年度予算の防衛費が“２７兆円”と過去最大に膨らんだと言うニュースが載って居ます。　安倍は愈々本格的に日本をアメリカの手先として戦争が出来る国に再起動させようとしているのです。　実に愚かしい事です。

２７兆円の半分の予算が有れば、日本の「民生政策」のレベルがどれ程進むでしょう！　日本にはまだまだ救うべき国民が数多く存在します。そう言う人々を無視して非生産的克つ負の遺産を残す戦争の為の軍備に金を注ぎ込む 「愚策」を制定する「安倍自・公政権」は、如何考えても日本にとって『害毒』の政権と言わざるを得ません。

しかし、斯う言う政権を日本人は此れまで延々と存在させ続けて来たのですから、自・公政権の連中が自分達の遣る事を「国民の意思」即ち「民意」だ！と言うのは止むを得ない事です。

今迄、幾度となく口を酸っぱくして言って来た事ですが、今の日本の状況は昭和初期の好戦的翼賛社会と酷似して来ました。あの時の後に日本は悲惨な目に遭ったのです。其れを知らない今の日本の政治家たちは、アメリカの様な戦争国家の尻馬に乗って戦争を出来る国へと突き進んで居るのです。

あの太平洋戦争配線の時、日本の指導者は連合国＝アメリカによって裁かれましたが、日本自身の手によって総括をして居ないので、未だに日本の指導者は悪く無かった！　等とたわ言を言う輩も居ますので、今の日本の状態が有るのです。

あの時、日本の指導層が心から反省して居れば、「中米のコスタリカ」の様な『軍隊を撤廃した国』にして居たでしょう。確かに憲法ではあれ以来日本は軍隊を持たない！　と明記しているのに、アメリカの飼い犬と成り果てた日本の政治家＝自民党はずるずると日本を戦争国家の飼い犬にしようとして居るのです。