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2018年11月29日04:13

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永源寺日帰り紀行1 近江鉄道八日市線

 24日土曜日は、滋賀県東近江市の永源寺まで紅葉狩りに行って来ました。
 始発電車で家を出て、大阪駅0621時発米原行702K快速電車に乗車、0738時着の近江八幡で下車しました。
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 ここで近江鉄道八日市線に乗り換えです。
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 0745時発八日市行26普通電車に乗車しました。車両は旧西武鉄道の800系でした。
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 八日市線は、近江八幡―八日市間9.3kmを結ぶ直流1500V架空電車線方式の全線単線狭軌路線です。
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 八日市線の前身は大正2(1913)年に新八幡(現;近江八幡)―八日市口(現;新八日市)間8.7Kmで開業した非電化路線の湖南鉄道です。昭和時代に入ると、滋賀県へ進出しつつあった京阪資本に対抗するため、昭和2(1927)年に大津電車軌道と太湖汽船が合併して発足した琵琶湖鉄道汽船に湖南鉄道も合併されましたが、昭和4(1929)年に琵琶湖鉄道汽船は京阪電気鉄道に合併されてしまいました。しかし、京阪は旧湖南鉄道には興味を示さなかったため、旧湖南鉄道線は八日市鉄道に譲渡され、昭和5(190)年には新八日市から帝國陸軍航空隊八日市飛行場までの2.8Kmが延伸開業しています。
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 その後、大東亜戦争中の戦時企業統合政策により昭和19(1944)年に近江鉄道に合併され、八日市線となりました。
 戦後、昭和21(1946)年に新八日市―八日市間0.6Kmが開業して近江鉄道本線との直通運転が可能となり、電化も実現しました。なお、八日市飛行場の廃止で無用となった新八日市―御園(旧;飛行場前)間は昭和23(1948)年に休止され、昭和39(1964)年に至って正式に廃止されました。平成25(2013)年からは「万葉あかね線」の愛称でもよばれています。
 鉄道事業は大幅な赤字が続いており、沿線自治体の補填によって辛うじて存続している状況です。設備投資も困難なため、ICカードは使用出来ず、未だに硬券乗車券が使われています。
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 さて、私の乗った電車は0804時に八日市駅に到着しました。
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 近江鉄道本線との連絡駅ですから、様々な車両が行き交って賑やかです。
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 八日市駅舎は近代的な構造ながら、風情のある様式なので、平成12(2000)年に第1回近畿の駅百選に選定されています。
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 八日市駅からは近江鉄道バス御園線に乗るんですが、次の便まで30分以上あったので、待合室で待機しました。
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 そして、0840時発の永源寺車庫行バスに乗って0908時着の永源寺前で下車しました。
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《続く》
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