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2018年11月25日22:30

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「65代の置き土産」のための十一月場所だった。

■貴景勝が初優勝 史上6番目の若さ 大相撲九州場所
(朝日新聞デジタル - 11月25日 17:51)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5391009
大相撲十一月場所千秋楽、昨日大関高安に屈して二敗となっていた小結貴景勝が東前頭三枚目の錦木を叩き込みに退け13勝2敗とし、結びの一番で二敗の大関高安が関脇御嶽海に1分13秒6の長い相撲の末に掬い投げで敗れたため、決定戦とならずに貴景勝の初優勝となりました。小結の優勝は平成12年五月場所の魁皇(後に大関、現在は浅香山親方)以来史上9人目で、23歳3カ月での初優勝は年6場所制となった昭和33年以降では6番目の年少記録、初土俵から所要26場所での初優勝は年6場所制となって以降、曙(後に第64代横綱)に並んで史上4位タイのスピード記録だそうで、終始誰かの後塵を拝する展開を許さず、敗れた二番も内容の悪さがなかっただけに、まさに貴景勝あって、貴景勝のための十一月(九州)場所だった印象が残りましたね。
昨日勝ち越しを決め、あと一番上乗せできれば新三役への望みもある前頭三枚目の錦木との対戦となった今日の一番、貴景勝が突っ掛けて待ったの後、二度目の立ち合いから貴景勝が頭で当たるも押し込めず、逆に往なして呼び込み、貴景勝が足を滑らせのめる場面もありましたが、錦木の身体を支えとしての左はずから攻め込んでの叩き込みで勝負あり。結びの高安と御嶽海の一番を待つことになりました。
その結びの一番。立ち合い御嶽海の左差しから土俵際に詰め寄られながら残り、両者廻しを掴みながらの探り合いで一進一退、1分を経過したあたりで御嶽海に右巻き替えから掬い投げを決められ、転がされて勝負あり。貴景勝は決定戦に向け四股を踏みながら調整を続け、その瞬間をテレビで見なかった中で初優勝が決まり、12番に終わった高安は上位陣中唯一の優勝なしからの脱却ならずて終わりました。
優勝インタビューでは「まさか(優勝)できるとは思っていなかった。自分の相撲を取り切れて良かった。決定戦になると思って最初から準備していた。その中で決まって良かったと思います。(優勝の瞬間は)少し頭を整理するのに時間かかったが、徐々に喜びが出てきた。昨日の夜から弱い自分が何回も出そうになったが、あきらめずにやって良かった」と、今場所の15日間折々で聞いたのと同じ謙虚なコメントを発していましたが、勝った13番は長い展開になることもなく。自分の相撲を淡々とこなして今場所を戦った印象がありますね。
貴景勝と言えば、先月の1日付で師匠だった第65代横綱貴乃花が日本相撲協会を退職。それに伴い旧貴乃花部屋の部屋付き親方だった元小結隆三杉の千賀ノ浦部屋へ移籍し、その最初の場所で悲願の初優勝を果たしたことになりますね。元々部屋付き親方だったこともあり新たな環境には直ぐに慣れ、環境の変化をプラスに作用させて今場所に臨むことができたのも大きく、今場所の15日間はこの「65代の置き土産」のためにあったと言っても過言ではないと感じます。 見事な優勝でした。
さて、今場所の三賞ですが、貴景勝が殊勲賞(3回目)と敢闘賞(2回目)をゲット、「今日勝つこと」を条件としていた東前頭13枚目の阿武咲も西前頭10枚目の豊山を押し出しで制し、11勝4敗として3回目の受賞を決め、技能賞は該当者なしとなりました。また、残る各段の優勝ですが、十両は西十四枚目で新十両の友風(尾車部屋、23歳)が琴勇輝を押し出しに仕留め、六日目からの10連勝で12勝3敗として優勝を決めました。日本体育大学から平成29年五月場所で初土俵、十両に昇進しながら部屋の兄弟子で大学の先輩でもある嘉風の付き人を務めていたことでも話題となりました。また、序二段では東十五枚目の光内(阿武松部屋)が決定戦を制して先場所の序ノ口優勝に続いての各段優勝となりました。
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