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2018年11月25日21:19

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七尾温泉はいいよね。


 三連休で、ベートーベンの第九番の交響曲を丁寧に練習している。午前中は1楽章、午後に2楽章と3楽章、夕方から4楽章と時間割を決めてさらっている。
 本番は12月16日。西宮芸文で。残り一か月を切ったけど状況は思わしくない。
 真面目に弾いてみるとフィンガリングが難しい所が沢山あって、ゆっくり丁寧にさらいあげていくしかない。今回は1stバイオリン担当で、2回ほど経験があるのだが、過去にやった時にどんだけ手を抜いてやったかがありありとわかるほど譜面が読めていなかった。

 その練習の傍らで、昨日から竜王戦も見ていた。
 先日羽生竜王はA級順位戦で阿久津八段を圧倒していて強さは健在と感じた。今日も夕方までは後手番優勢だと感じていた。けれど、勝ちを焦ったようなところがあったのだろうか8六桂打ちからの攻撃で寄せきれない。もうしばらく辛抱強くリードを広げる指しまわしもあっただろうと思う。
 最後も駒割り的には、金銀と角桂の交換だったから大きな駒損があったわけでもないのだけど、寄せるには金駒がなく、飛車も角も生のままだった。一方で広瀬八段は7三に竜を作ったのが大きく、盤上の金銀5枚の連携も良い形になっていた。最後は端玉に端歩の形になる。
 プロってこの形になると投了するんだろうか? まだ粘れる形だとは思ったのだが、1分将棋では辛すぎるのかもしれない。

 第3局に続き第4局も広瀬八段の逆転勝ちと言えるのかもしれないけど、終盤での粘り強さには素晴らしいものがある。百戦錬磨の羽生竜王と互角に戦っているとみえるから、タイトル獲得も時間の問題のようだ。もっとも将棋ソフトに鍛えられた若手棋士の強さは、古典的な定跡と駒を並べて思考を重ねてきたベテラン棋士と恐らく学習の速度が違う。将棋の世界も戦国時代と言えるのかもしれない。

 第五局は、加賀屋なんだよなあ。行きたいな。温泉に入りたい。

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https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5391138

 将棋の第31期竜王戦七番勝負第4局は24、25の両日、京都府福知山市で行われ、挑戦者の広瀬章人八段(31)が羽生善治竜王(48)に133手で勝ち、対戦成績を2勝2敗のタイに持ち込んだ。2期連続通算8期目を目指す羽生は、防衛すれば前人未到のタイトル獲得通算100期を達成、失冠すれば無冠となる。第5局は12月4、5の両日、石川県七尾市で行われる。【山村英樹】
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