晴れなかった

誰もメンテナンスするものがいないプログラムを厚意でメンテナンスしていた。
よかれと思って，バグ解消のかたわら，見た目を修正したり機能を追加していた。
その見た目についてIから注文がついた。何だか少しだけ嫌な気持ちになった。

しかし，そこまでこのプログラムに拘る思いがあるかと言われればそうでもない。
色色と思案した結果，ここはIの言う事を素直に聞き入れ，見た目を直すことにした。
直しは簡単で直ぐに終わった。でも，心の中のもやもやしたものは中中晴れなかった。