いつもの河口を巡回していたら、稲刈りの終わった水田に背の高いほっそりした鳥が立っていました。
一瞬アオサギかと思ったけど、なんだか雰囲気が違うので双眼鏡で確認したらまちがいなくツル。
図鑑と照合してナベヅルだとわかりました。以前、県内の別の場所で越冬したという情報がありましたが、このフィールドではもちろん自分としても初確認です。というか、人生2度目の野生のツルです(どちらも県内)。
横を向くと、畳んだ翼のボリュームがアオサギとはぜんぜん違います。首もサギのようにかくんと曲がってなくて、なだらかな S 字カーブ。
のんびり餌をついばんでるので当分飛ばないだろうと思って別の場所へ移動し、電柱に止まってる鳥を確認しようと双眼鏡を向けたら、その視界の中をナベヅルが飛んでいくではありませんか。
あわてて元の場所へ戻ったけどツルの姿はどこにも見えず、どうやらさっきの個体が飛んでいってしまったようです。
恩返しに帰ってきてくれないでしょうか(恩を施してないけど)。
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