佐賀県に有名な温泉地「嬉野温泉」があります。
温泉水は飲用にも使用されることがあります。
その温泉水を用いた名物があり、
とある漫画で取り上げられていたので私もしっかりと覚えています。
たまたま知り合いから、
温泉湯豆腐のセットをいただいたので、
夕方にやってみました。
ごく普通の豆腐ですが、切って調理用の温泉水に入れると、
だんだんと豆腐が溶け出してきます。
しまいにはこの写真のように、白い汁になってしまうぐらいです。
仕上げに出汁を入れていただきましたが好評でした。
なぜこんな風になるのかというと、
嬉野温泉の温泉水は弱アルカリ性です。
豆腐はpHが低く(酸性)なると硬くてもろくなり、
逆にアルカリ性になると固まりづらく、溶けてくるというのがその理由です。
しかしその溶け出した汁もまた美味でした。
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