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2018年11月12日05:44

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電子タバコの害について

今、電子たばこが流行っています。フィリップモリス社のiQOS(アイコス)や、JT(日本たばこ産業)が発売したPloom TECH(プルーム)などがあります。これらの商品は爆発的に売れており、品薄状態だと言います。各社のHP宣伝には安全のような言葉で語られていますが、果たして本当に安全なのであろうか。

従来の煙草と比較すると健康の被害が少ないと話題となっている電子タバコですが、VAPE利用者にとってショックな研究結果が「ニューイングランド・ジャーナル・オヴ・メディシン紙」に掲載されました。ガンの原因になる物質「ホルムアルデヒド」が従来のたばこの5倍も放出されていると言うものです。

煙草は火を使うため煙草の葉が燃えてタールが発生します。これが発ガン性物質となるため、喫煙するとガンになると言われています。それに対して電子煙草は火を使用せずにタールも発生しないので、癌になりにくいとされていますが、それは間違っているようです。

「ホルムアルデヒド」とはどんな物質なのでしょうか。電子煙草の蒸気は毒性のある重金属が多く含まれており、加熱するコイル部に蓄積されます。論文は科学誌『Environmental Health Perspectives』に掲載されました。

電子煙草デバイスが放出する蒸気の化学組成を2年間研究したところ、鉛やニッケル、クロム、マンガンが大気中より大幅に多く含まれていることが明らかになりました。含有量が基準の数10倍だったケースもあり、これは喫煙者の健康を深刻に脅かすだけではなく、電子煙草を吸わない方までもが被害を受けます。

これらの金属は加熱されるコイル部から出るもので、コイル部に接触した液体はカードリッジに入った元の状態より25倍の金属を含んでいると言います。電子煙草は、50年ほど前に開発され、2000年代前半に中国の企業が商品化したものです。その後、欧米を中心に徐々に市場を拡大したのです。

電子煙草の危険性が日本でも指摘されています。従来の煙草と比べて有害物質が少ないというレポートもありますが、手放しに電子煙草が安全で健康的だと言うのも間違いで、リスクは存在します。厚生労働者が公開したデーターでは電子煙草の蒸気に発ガン性物質を見つけた事が確認しています。

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