mixiユーザー(id:446503)

2018年11月07日22:31

82 view

「捏造の科学者・文庫版」読了

【書名】捏造の科学者 STAP細胞事件
【著者】須田桃子
【発行】文藝春秋社(文庫)

単行本「捏造の科学者」に、理研に残っていた資料解析の結果とその後を加筆した「完全版」。のちに自殺した笹井教授から、STAP細胞論文がNature誌に掲載されることになった記者会見に誘われ、一時は輝かしい未来を想像した筆者が、度重なる疑義が解明されるにつれてSTAP現象が存在するはずがない、という結論に至り、それでも事態の全容解明を求めてあれこれ取材を重ねていく様子を丹念に記録したSTAP騒動顛末記。

結論部分を読むと、Nature誌に掲載されたSTAP論文2本で、ほんとのことはどれだけなのかと暗澹たる気分に浸れます。
1 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する