mixiユーザー(id:3510747)

2018年10月25日05:22

342 view

日本企業は昭和時代の「地頭が良くてまっさら」な新卒を採用する仕組みのまま――経団連自身が今どき会長がメール使ってドヤ顔するほど旧態依然の組織だしw

20年くらい前ならいざ知らず、
今どき経団連の会長が
執務室にパソコンを導入して
メールで業務連絡したことが
ニュースになるという事実。

経団連というのが
実はこんな時代錯誤な連中だと知って
みな驚いたろう。

【IT革命】経団連会長の執務室に遂にPCが導入、メールを用いた業務が開始される
https://news.nicovideo.jp/watch/nw4074100

経団連会長の執務室、ついにPC導入。経団連会長の執務室、ついにPC導入。中西会長「正直、無いのは驚いた」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181024-00010006-huffpost-bus_all

企業が求めている人材は
「床上手の処女」だと喝破した人がいたが、
まさにその通り。

数十年ぐらい前までの企業では
経営者や採用担当者自身が
「地頭がよくて頭がまっさらな人」を求めていると
公言していたのである。

というのも、
昔は頭のいい学生というのはたいてい
マルクス主義に「かぶれて」いて、
資本家を敵視する思想を持っていたので
「そういう人は困る」と。

それならいっそのこと、
一流大学に合格するくらいの頭脳があって、
合格した後はろくに勉強せず遊び回り、
教授が適当に卒業させたような学生のほうが安全だし、
そういう、もともと受験勉強に耐えられるくらいの
忍耐力と頭脳がありながら知識はないような若者を
企業の方で「鍛え直す」教育するほうが具合がよい、
というわけである。

学生のほうもしっかりそういう空気を読んで
学生時代には髪を伸ばし、
学生運動をやって
よく分からないままマルクス読んで闘争でゲバ棒振り回して
革命闘士然とした奴が
就活になると髪を切って
こざっぱりしたスーツに身を固め
みごとに一流企業に入り込み、
みごとなまでに企業戦士に変身した。

たまに、過去を知っている者がそいつに
「お前、どうしちゃったんだよ?」とか聞くと
「しょうがないだろう」でごまかした。

ある一定の世代には日常的な光景だったが、
後の時代にはすっかり「黒歴史」になってしまった。

たぶん経団連企業のお偉方にも
そういう時代に、そんなふうにして
入社した連中がたくさんいるのではなかろうか。

日本企業の人材採用のシステムや思想は
こういう時代から基本的に変わっていないとみてよい。
つまり、もともと「地頭が良くて頭がまっさら=勉強していない」
ような学生を優先的に採用する仕組みが
ずっと続いてきたわけだ。

経団連の連中には全然自覚がないようだが、
あえて言えば、企業はもともと
「地頭がよくて頭まっさら」な人材を採るべく
大学生の学業を妨害するシステムを採用してきたのである。

それを変えたいのなら、
企業のほうが人材採用の仕組みと思想を
抜本的に変えないといけない。

日本の学生が高校までは諸外国に比して優秀だというなら、
優秀なら高卒でも入社/採用するような仕組み、
学歴あるいは新卒か否かに関係なく、
企業が求める勉強をして、その能力を身につけた
人材を採用するような仕組みを再構築すべきなのだ。

―――――

■経団連、"日本の学生は勉強しない"と苦言 「企業だって学生に早期の就活を強いている」と反発受ける
(キャリコネ - 09月28日 13:21)

就職活動では大学での成績よりもサークルやアルバイトでの経験を聞かれることが多い。成績表を提出するのは、あくまでも卒業できるかどうかを確認するためだけというケースがほとんどだ。
しかし日本経済団体連合会の中西宏明会長は9月25日、定例記者会見でそのような就活のあり方に疑問を呈した。
「現在の大学教育について、企業側も採用にあたり学業の成果を重視してこなかった点は大いに反省すべきである。学生がしっかり勉強し、企業がそうした学生をきちんと評価し、採用することが重要である」
「学生がしっかり勉強するよう、大学には有意義な教育を実施してもらいたい」

日本人学生が諸外国の学生と比べてあまり勉強しないことにも懸念を示した。欧米だけでなく、中国やシンガポールを始めとしたアジアトップレベルの大学の学生の勉強量は「日本の大学生の比ではない」とした上で、
「日本の場合は、入学することに比べて、卒業することはさほど難しくない。企業の側もこの実態をそのまま受け止めてしまっている。こうしたことが私の問題意識の根本にある。学生がしっかり勉強するよう、大学には有意義な教育を実施してもらいたい」
と語った。この報道に対してネットでは、
「内定学生に対してインターンを課すなどせずに、勉強させる時間を与えてほしい」
「企業の方だって大学生に対して早々から就職活動を強いている事だし、それほど大学での学業や学歴を重視していないご様子」
といった声が上がっていた。
現在、大学3年生の時にインターンシップに参加する学生が多い。表向き、インターンシップは選考と関係がないとしながら、実質選考が始まっている企業も少なくない。就活の解禁は大学4年生の3月や6月としながらも、その半年以上前から学生は就活を意識せざるをえないのが現状だ。
さらに内定獲得後に内定者インターンを行う企業もある。こうした企業の姿勢が学業を阻害している可能性が高い。

「学生が授業に真剣に取り組まないのは、企業が学業に注目してこなかったから」

学生の履修履歴を企業が評価しやすいようにデータベース化している大学成績センターの辻太一朗代表取締役も、「学生が授業に真剣に取り組まないのは、企業が学業に注目してこなかったからです」と指摘する。中西会長自身が「企業側も学業を重視してこなかった」と認めていたが、やはり企業の採用姿勢にも問題があるようだ。
「『もっと勉強するべき』という中西会長の発言には賛成しますが、経団連加盟企業が採用選考で成績をちゃんと活用しなければいけないと思います。最近の大学生は授業にきちんと出席するようになってきてはいますが、真剣に授業を受けているわけではない。企業が学業に注目してこなかったからです。一方、諸外国ではどの学生も勉強に力を入れている。どの企業に入るためには、どの授業でどのくらいの成績が必要なのかということが明確になっているからです。日本人は高校生までは諸外国の学生よりも優秀ですが、大学入学以降に差を付けられてしまっているのです」
履修履歴活用コンソーシアムが9月14日に発表した調査によると、「選考時、学業を重視していると感じる企業」が「なし〜1割程度」と答えた学生は2141人中、51.6%に上った。やはり学業を軽視している企業がまだまだ多いようだ。

http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=5308458
3 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する