今日、たまたま立ち寄ったCDショップで「東宝DVD名作コレクション」のコーナーを見つけて、偶然このタイトルと目があったんですよ。
狸はネットで物を買う習慣が無くて、欲しいCDやDVDはショップで買うようにしています。
ネット販売は購入するのには楽ですが、地元の書店やCDショップを巡って、宝探し気分で探すのが楽しいので。
さて本題。
約22年振りに、この作品を再鑑賞しました。
中古のDVDボックスは探せばあるのですが、シリーズ4本が入って今でも10,000円くらいする人気作品。
映画「学校の怪談」シリーズが公開されたのは、1995年。
シリーズは全部で4本ありますが、ストーリーやキャラクターに関連は無く、どれから見ても大丈夫です。
シリーズは、夏休みの小学校を舞台に、昔から子供達に語り継がれる「トイレの花子さん」や「紫婆あ」、「夜中になると校庭を走り回る二宮金次郎の銅像」などの都市伝説がストーリーのベースになっているので、「あ!このエピソードは聞いたことがある!」と懐かしく思うことがあるかも?
この「2」は、とある山奥の寺で行われた合宿に参加した学習塾の生徒達が、古びた学校の校舎に迷い込んだことから怪異に見舞われる…、というストーリー。
子供向けのマイルドな味付けのホラー映画なので、怖いというより笑えますw
岸田今日子演じる校長先生が、やる気満々で子供達を追いかけるシチュエーションは、子供目線では作中で最も怖いところですが、どうしても笑ってしまってとても楽しいw
狸が好きなのは、一人の少女が学校の体育館に迷い込むシチュエーション。
初めは怯えていた彼女が見たのは、誰もいない真夜中の体育館で、あがた森魚の「小さな喫茶店」という曲に合わせて、上品な老夫婦がワルツを踊っているところ。
素敵な老夫婦をうっとり見つめている少女の表情がいい。
ラストは今見ても泣ける…。
脚本は、細田守監督作品「サマーウォーズ」、「バケモノの子」や、最近の作品では「八日目の蝉」、「コーヒーが冷めないうちに」の奥寺佐渡子。
機会があれば是非ご覧ください。
面白かったw
追記
この作品ともう一本、シリーズ最終作「学校の怪談4」も購入。
シリーズ中で最も怖いと呼ばれる作品。
レビューはまた後日。
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