叡山電車と鞍馬寺ケーブル ともに27日（土）復旧見込

画像1・2枚目は叡山電車のニュースリリース https://eizandensha.co.jp/wp-content/uploads/sites/2/2018/10/news_20181023.pdf 、3枚目は鞍馬寺のサイト http://www.kuramadera.or.jp/access.html より鞍馬寺山内案内図。



京都市左京区山端壱町田町14番地の1に本店を登記し、京都市左京区山端壱町田町8番地の80に本社を置く叡山電鉄株式会社は、昨日2018（平成30）年10月23日付で、「台風21号に伴う被害状況と運転再開見込みについて」発表しました。

（以下コピペ）

叡山電鉄株式会社では、２０１８年９月４日（火）に近畿地方を通過した台風２１号の影響により、現在、鞍馬線の貴船口駅〜鞍馬駅間で運転を休止しておりますが、このたび、復旧工事完了の見通しが立ち、１０月２７日（土）の初発より約５０日ぶりに全線で運転を再開できる見込みとなりましたのでお知らせいたします。

（以下略・コピペ終わり）



また、京都市左京区鞍馬本町1074番地にある鞍馬寺は、同じく23日にホームページで「１０月２７日(土)からケーブル往復で、本殿ご参拝が可能」と発表しました。

（以下鞍馬寺のサイトのお知らせのページ http://kuramadera.or.jp/oshirase/ をコピペ）

鞍馬寺からのお知らせ
10月23日更新 　ケーブル往復による本殿参拝が可能になりました

１０月２７日からの往復ケーブルによる本殿参拝については、ケーブル終了までに、
全員、下山していただかなければなりません。
各所の対応時間が通常とは異なりますのでご注意下さい。

○本殿開扉　　９：００〜１５：３０

○ケーブル運行
　本殿への上り　(山門駅発の最終）　１５：００（時間、間際ではご乗車になれないことがあるのでお早い目に）
　山門への下り　(多宝塔駅発の最終）１６：００（九十九折参道は通行不能ですので、ケーブル時間厳守）

○霊宝殿（博物館）開館時間　９：００〜１５：００

○洗心亭　開亭時間　１０：００〜１５：００

○由岐神社参拝　　９：００〜１６：００
（１１月１日のケーブル早朝運転は、ありません）

九十九折参道は、１１月中旬までに復旧予定です。
現在、九十九折参道は、由岐神社まで通行できますが、由岐神社から本殿は通行不能。
貴船に続く、奥の院方面は当分通行不能です。

（コピペ終わり）

大事なことなので繰り返します。

九十九折参道は未復旧なので、山門から本殿まで歩いて参拝することは、まだ出来ませんので、必ず往復ともケーブルに乗車することになりますので、ご注意ください。



鞍馬寺は、鞍馬弘教総本山です。

770（宝亀1）年に鑑真和上の高弟鑑禎上人が毘沙門天を本尊として奉安したのが起こりで、平安時代は京都の北方守護の寺として信仰を集めました。

本殿金堂、多宝塔などは近年再建された鉄筋コンクリート造りです。

境内の「鞍馬山霊宝殿」の1階は、山内の動植物、鉱物などを展示する自然科学博物苑展示室、2階は寺宝展観室と與謝野晶子の遺品を展示する與謝野記念室、3階は国宝の毘沙門天像などの仏像奉安室、宝物収蔵庫があります。

本殿裏から奥の院への山道に牛若丸の遺跡があるのですが、その道は本稿投稿時点ではまだ復旧していません。



ここまで「ケーブル」と書いてきた鞍馬山鋼索鉄道（くらまやまこうさくてつどう）は、鉄道事業法による許可を受けた鉄道としては唯一の、宗教法人が運営しているケーブルカーで、乗務員や出札係員などの多くは作務衣を着用しています。

ケーブル山門駅へは、

叡山電車「鞍馬（くらま）」駅〜駅前広場を出て左へ、仁王門（山門・広場から道路へ出るとすぐ見えます）から境内へ入ってすぐの右側、約300m徒歩約7分。

京都バス32・52「鞍馬（くらま）」停留所〜仁王門（山門・停留所〜見えます）から境内へ入ってすぐの右側、約200m徒歩約6分。

駐車場はありませんが、鞍馬街道（府道38号線）に小規模な有料駐車場が散在しています。なお、観楓期には満車状態が続きますので、パーク＆ライド http://www2.city.kyoto.lg.jp/tokei/trafficpolicy/kankochi/ を強くお勧めします。

パーク＆ライドとは、自家用車は混雑する市街地や観光地には乗り付けず、高速道路出口付近など離れたところに駐車して公共交通に乗り換える、移動の度に車という大荷物を運ばなくて済む賢くて快適な方法です。



叡山電車 https://eizandensha.co.jp/
総本山鞍馬寺 http://www.kuramadera.or.jp/