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2018年10月17日19:21

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パン

気温も下がり、鍋やおでんの美味しい季節になりました。

そろそろビールから日本酒に切り替える時期ですね。

ニューズウィークによると、企業は儲かり、国家財政は潤い、地球は救われる――。

「サーキュラー・エコノミー」の一例を紹介していました。

一口味わってもその印象は変わらない。

宴会の場が盛り上がりそうな、口当たりのいいクラフトビール「トーストエール」。

トーストは乾杯という意味ですが、この場合、原料になったパンのトーストにります。

実は残り物のパンなのです。

イギリスで製造されたパンの何と44%が廃棄されていて、

一般家庭の残り物、メーカーも過剰生産したパンを捨てるのだそうです。

品切れで客を逃すよりも、余らせた方が良いそうで、

この現実にロンドンの醸造所「トースト」が着目。

パンにはビール醸造に必要な穀物が含有、

食品廃棄物の活用が、世界的な環境問題に対する最も簡単な解決策だとはトースト側の談です。

ただ、ビールメーカー1社だけでは状況は変わらない。

イギリスでは毎年、トースト約2400万枚分のパンが家庭ごみとして捨てられると。

2016年設立のトースト醸造所が使ったパンの量は、この秋で100万枚を達成したそうです。

メーカーと醸造所がもっと参入すれば、未来は明るいと。

トースト醸造所は製造法をネットで公開、イギリス6州の醸造所とも協力。

パンからビールを作るのは古代文明でも実践されていました、

パンに含まれる穀物を発酵させれば通常の原料の約3分の1を確保できるそうです。

カビはビールの大敵なので、新しいものである事が必須。廃棄パンは最適です。


ビールはそれほど好きではないですが、最も消費される飲料でもありますから、

その材料が廃棄物で作れるとなれば、本当に素晴らしい事だと思います。

どうせなら、パンの味がすればいいのにと思うわけですが、

酒飲みの意見はまた別にあるのでしょうね。


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